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1月28日「いのちの森 高江」上映会in函館

1月28日、函館で「いのちの森 高江」の上映会をします。

沖縄・高江に作られようとする米軍ヘリパッドに反対する住民たちの
命をかけた抵抗の記録です。

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以下は「女のしんぶん」に掲載した野村の映画紹介記事です。
ドキュメンタリー映画「いのちの森 高江」
監督 謝名元 慶福  語り 佐々木 愛 2016年11月 

 米軍基地の75%が集中する沖縄の山原(やんばる)の暮らしとそれを脅かす米軍のヘリパット建設に抵抗する人たちのドキュメンタリーである。しかし闘争の映画ではない。高江の森が育む豊かな自然とそこに生きる多様な動植物の住処である「いのちの森」の姿が丁寧に描かれる。米軍はその森を戦場に見立てベトナム戦争当時から訓練場として使ってきた。この夏、オスプレイのヘリパッド建設のために22000本の木を切り捨てた。切り裂かれる森の赤土は血のように見えた。沖縄の抵抗の歴史が語られその合間に森に生きる蝶や虫たちの姿が現れホッとする瞬間だ。激しい戦場となった沖縄で自然が人の心を癒してきたことを想像する。森の中を流れる川、戯れる子どもと大人たち、自然は動物も虫も人間もすべてを包み込んで生きている。この森を未来に引き継げるかどうかが今問われている。「生きている人はすべて自然の恩恵を受けている。人間の愚行は人間が止められる」とは虫の研究家アキノ隊員の言葉である。
上映時間は65分 集会などで上映自由で頒価1500円。
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by oomawotomeru | 2017-01-16 19:09 | 沖縄 | Comments(0)

スロンチウム、オスプレイ搭載否定できず

沖縄・安部海岸に墜落したオスプレイにストロンチウム搭載の
可能性が疑われている。
米軍は軍事情報としてあきらかにしていないが、
米軍教育用の資料に、ストロンチウムが回転翼に搭載し、
出てくる放射線で飛行状態を把握するという
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オスプレイの回転翼は重量が必要で中空にはなっておらず、
搭載は不可能との見方がある一方
軍事機密として可能性は否定できないという説です。

問題は自国領土に落ちた飛行機を調査する権利がないということです
放射性物質を取り締まる法律はたくさんあります。
その法律を全て無視して行われる米軍の調査
これは治外法権でなくてなんだろう

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塩崎さんより

米軍ヘリコプター回転翼の亀裂監視に「ストロンチウム90」を使う資料。アメリカ海軍航空システム司令部の隊員教育用。
IBIS (In-Flight Blade Inspection System)と呼ばれる亀裂検査システム(Bladeは回転翼、Inspectionは検査)。

軍事機密のためか情報は極端に少ないですが、過去、様々な事故があったようで、現在あまり使用されていないようです。しかし、オスプレイに搭載されている可能性は否定できません。

放射線源1個の放射能は、500 マイクロキュリーで18.5 メガベクレルに等しいです。非常に高い放射能と思います。ストロンチウム90はβ崩壊しベータ線を放射します。半減期は約29年。恐ろしい核種です。

IBISは、シコルスキー エアークラフト社が開発、ロッキード・マーチン社が買収したとのこと。

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by oomawotomeru | 2016-12-19 23:10 | 沖縄 | Comments(0)

沖縄に落ちたオスプレイにストンチウムは入っていない?

オスプレイにはストロンチウムが搭載されていない?

沖縄に墜落したオスプレイには構造上、ストロンチウムは搭載されていない、
と泥さんは解説しています。
それが事実かどうか、米軍は報告するべきである。
しかし米軍は報告せず、日本政府も好評を要求していない。

放射性物質に関しての法律が種々あるが、それに違反している。
米軍のいすることは治外法権なのか?

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泥 憲和さんによる・・

【オスプレイとストロンチウム90】
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 前の投稿コメントに、オスプレイにストロンチウム90が積まれていたのではないかというものがいくつかありました。
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 ストロンチウム(Sr90)は体内に入ると骨と結合して長く滞留するので、それは心配です。
 そこで私は専門家ではないけれど、自分なりに調べて納得できたことを書いておきたいと思います。
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◆米軍ヘリのSr90
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 2004年に沖縄国際大学構内に落ちた米軍ヘリ、CH53Dシコルスキー大型ヘリは、羽根のひび割れ検知センサーにSr90を使っていました。
 米軍資料は削除されているようですが、特に秘密でもないので製品情報がネットに色々と出ています。
 フライトブレード検査装置(Flight Blade Inspection System) というものなので、英語で検索すると出てきます(画像)。
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 仕組みは簡単です。
 ブレード(羽根)を中空にして、中に窒素ガスと微量のSr90を押し込めます。羽根にひび割れが出来たら窒素ガスが漏れて圧力が下がるし、Sr90が漏れるので放射線を検知できます。
 装置は羽根の付け根付近にセットします(画像)。
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◆オスプレイにセットできるのか
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 オスプレイのプロペラは炭素繊維を固めて作ってあるようです。
 ヘリのブレードに比べてかなり過酷な使い方をするので、強度的に中空にはできないでしょう。
 するとSr90を用いるタイプの検査システムは使えません。
 写真を見ても写っていないようです(画像)。 
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 オスプレイにSr90は使われていないと見るのが正解ではないでしょうか。
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by oomawotomeru | 2016-12-19 09:48 | 沖縄 | Comments(0)

墜落オスプレイにストロンチウム搭載か?

沖縄名護の安部海岸に墜落した米軍オスプレイにストロンチウムが搭載
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2004年沖縄国際大学にヘリが墜落した時、米軍は防護服をつけて現場を封鎖した。
今回のオスプレイも同じく防護服で現場の調査している

国際大学の事故の時もくわしい調査は公表さていない
いつまでこの治外法権が続くのか?
江戸時代に開国させらたら時から、ちっとも変わらないこの構図
結局、この状態が心地よい人たちで作られているから変わらない。

以下は2004年の沖縄国際大学でヘリ墜落事故を小出裕章氏が解説(2011年)

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小出裕章氏が説明「沖縄米軍ヘリ墜落時、放射性ストロンチウム撒き散らし事件」

2011年8月13日、沖縄県にて行なわれた小出裕章氏の講演

小出裕章
えーそして、丁度今から7年前、今日、7年前の今日、この出来事が、起こりました。えー多分みなさんは私以上にご記憶だと思いますけれども。沖縄国際大学に米軍のヘリコプターが墜落して、墜落直後に消防隊が来て火事をけしているというそういう時の写真です。

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現場はこんなですね。

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国際大学の校舎の横にヘリコプターがこんなふうにおっこっている、おっこったわけですね。これがヘリコプターが落ちて、すぐに米軍が国際大学の敷地に入ってきまして。米軍が国際大学を封鎖してしまった、わけですね。

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国際大学といういわゆる私立大学ですけれども、そこの職員すらが現場にはもう行かれない。米軍がもうすべてそこを支配するというそういう状況があらわれました。

そのなかでどんなことをしていたかというとこんなことをしていた。

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これおわかりになるでしょうかみなさん、ここにヘリコプターの残骸があるのですけれども。ここで米軍の関係者がなにやら作業をしている。これは実は放射能の検知器です。これをもっているのは。普通の皆さんはこういう検知器を見ないだろうと思うけれども。

私は毎日こういう検知器を使って仕事をしている人間で、あ、放射能をはかってると、すぐにわかりました。なんで米軍のヘリコプターが落っこちて放射能の調査をしなければいけないか、私はいぶかりました。えーそして調べてわかったことがあります。

米軍ももちろん放射能の調査をして、そのあとにこんな、えー出で立ちの防護服を着た人たちがやってきて、液体を撒いているのですね。これは多分、こ の一帯に放射性物質が散らばってしまっていてそれが空気中に飛び出さないように、多分、ゴム、ゴム状の何かの液体というものをかけて、飛び散らないような 作業をするということをやっていたのだと思います。そして放射能の正体はこれです。

これはヘリコプターのぐるぐる回転するブレードと言っている翼ですね。あ、3本分映っているのですけれども。そのこれのここの位置になにやら変なものがついていて。

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ちょっとちいちゃくて見えにくいんですけれども。ここに放射能のマークが付いている、のです。ここですね。ここのところ。つまり個々の中に放射能が入っているということがわかりました。

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この放射能はなにかというと、ストロンチウム90という放射能なんですが、それがどうしてこの場所にあったかというと、このブレード、ヘリコプター の翼は実は中空なんだそうです。私はそれまで知りませんでしたけれども中空になっている。そしてここから放射線が出て、えー、翼の、たい、反対方向でいく つ放射線が飛んで来るかということを数えているのですね。そしてブレードにもし傷でも入ると中空だったところに空気が流れこんでくると。そうすると放射線 が遮られて、えー放射線検知器に飛び込んでくる放射線の数が減ると。それで初めてどのブレードに傷があるかどうかということがわかると。

それでまあ事故がないようにしようというために、これを付けていたんですね。この翼は6こ、えー回転する翼が6個あったんですが。そのうちの1個分のこれが無くなってしまった。

ヘリコプターが落ちて火事が起きたときにどこかに、えー、融けて、あるいは飛散して無くなってしまったと、いうことがどうも起きたらしい。のです ね。そのために米軍は放射能の調査をして汚染が拡大しないように飛散防止剤を撒いて、そして最後には現場の土をごっそりと持ち去ってしまい、ました。普天 間の基地の中に。その間、日本の警察はなんにもできない。むしろ周辺に、沖縄国際大学の人たちが来る、沖縄の人たちが集まってくると、日本の警察は米軍と の間に入って米軍の行為を守るというようなことをやりながら、えー、米軍を助けたわけです。そして米軍は一切の現場の証拠を持ち去って、普天間の基地に もってってしまったということになりました。

でも、えー米軍が出している資料等を調べるとその放射能というのはストロンチウム90だということが、わかりました。そしていったい、無くなった1この、先程見ていただいた容器の中にどれだけのストロンチウムが入っていたかというと、

500マイクロキュリーと、いうぐらいの、えーストロンチウムが入っていた。重さにすると3.6マイクログラムと、いうんですけれども、大変少な い、えー重さで言えば100万分の3グラム4グラムというように手に乗っけても決してわからないというぐらいの少ない量だったんですね、重さで言えば。で もそれは放射能であるがために大変な毒物でした
一般の皆さんが1年間に体の中に取り込んでいいというストロンチウムの量というのは0.00653マイクログラムという量ですから。3.6マイクログラムなんていうのは大変少ないと私は今言ったわけだけれども。

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これだけでも550人分。今日この会場に集まってくださっているほとんど全員が1年分の被曝をしてしまうというぐらいのストロンチウムがそのあの 日、7年前のあの日に沖縄国際大学で撒き散らされて、えー、一部は飛んでいっちゃったんだろうけど、だろうしほとんどのものは米軍がごっそりと土ごともって帰った、いうことになったんだと思います。
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by oomawotomeru | 2016-12-17 15:18 | 沖縄 | Comments(0)

沖縄とともに・・土人発言とその他の行為

沖縄・高江で大阪から来た機動隊が
「触るな アホ 土人」と抵抗する人たちn位向かって叫んだ。
その映像とともに全国に流れ
新聞、TVで取り上げられた

あのNHKは「土人」の意味を土着に住む人との辞書の見解を報道した。
視聴者は辞書を引いてわかる言葉の説明をTVに求めない・・

確かに「土人」という言葉を投げつけられたら
わたしも一瞬ひるむだろう
でも、と思う
人を怯ませる言葉を投げつけるのが「差別」であるなら
「差別」を作り出している処をきちんと見ななければならない
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大阪・機動隊は差別的言動を使って良いとの指令が隠れて出ていたはず
10日前に高江に行った時にわたしも感じた
沖縄県民の合意である米軍基地の建設反対の意思を
警察、機動隊、アルソックでふみにじり
砂利の積まれたダンプを通すために毎日500人からの警護は必要だ
高江の森をダンプの巻きあげる埃と騒音が穢す

なぜ米軍が殺人のために作るヘリパット建設を
日本の警察が、機動隊が、そして民間警備会社が守るのか?
私たちの税金を使ってやっていることは政府の指令だ
そう、差別をつくっているのは政府だ

その政府を問題にしないで単に大阪機動隊
その個人を火祭りにあげても何にもならない
この国で今起きている代替え火祭り&炎上による鬱憤ばらし
それに加担してはならない

今、私たちがしなければならないのは
沖縄の人に寄り添うこと
傷つけようとしている大きな力に向かって
私は沖縄と同じところにいる、そしてこのことに大きく抗議すると伝えたい

私は沖縄と、高江と、すべての米軍基地建設に抗議する人たちと
一緒にいると伝えたい
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by oomawotomeru | 2016-10-21 07:48 | 沖縄 | Comments(0)

心が痛い・・沖縄で

このところ、心が痛い・・

沖縄で派遣されてきた大阪の警察官が、
沖縄の方に、「触るな、ドジん」
                 「触るな シナ人」と叫んだ。
10日ほど前高江にいた。
三日間、国頭村にいて高江のN1ゲートに通った

殺人のための米軍基地のヘリパット建設に抵抗し
非暴力で闘う人たちの中にいた
5時に起きて国道70号線を走り
テントに向かった

テントの随分前で車を止められた
これが聞いていた国道の交通規制だ
私たちを止めた警察官の胸の名前の部分はむしり取られ
所属も名前も消されている

何の権限があって国道を封鎖するのかと・・
答えず、名前も言わず、皆さんの安全のためと繰り返す
一人が抗議した
憲法で保障された移動の自由を侵すのであれば
法的根拠をきちんと上げて名前と所属を言うようにと

それにも答えず車を降りて抗議した私たちを
危険ですと言いながら力で抑え込む
「私に触らないで」と大きな声をあげた
「触っていません」と答える
「あなたの腕が、お腹が触っています」と抗議する

言われなき押し付けや力で迫る行為は犯罪だ
現役の警察官、(名前を消しているが・・)が犯罪行為を犯すのが沖縄だ

N1ゲート前で抗議している時に
右翼の街宣車が来た
原始林の中の国道に右翼が来た
すごい音とで威嚇し暴言を撒き散らす
後ろを向いて挑発に乗らないようにとの忠告で後ろの森の中を見てた

右翼の人たちは沖縄に来て、この美しい沖縄に来て
汚い言葉で暴言を吐き、威嚇し、どんな気持ちになって帰るんだろうと思った
砂利トラックが走らない時の高江は空気が澄み
鳥の声が響き、美し空が広がる

心が痛いかった・・

東京から歌を歌いに来てた人たちがいた
抗議者が歌歌ってくれないかと頼んだ
いいですよ、と答えてくれ
 N1前コンサートが始まった
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遠い世界に
島唄
ふるさと
それからたくさん、たくさん
歌っているうちに心が静まってくる

できれば罵る警察官にも
暴言の限りをつくす右翼の人たちの心にも
届いて欲しい歌声だった
ゲート前の警官もアルソックも機動隊も
・・・・・・・・・・聞いていた
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by oomawotomeru | 2016-10-20 13:10 | 沖縄 | Comments(0)

沖縄高江で山城さん逮捕・・

高江のヘリパット建設阻止運動の中で山城博治さんが逮捕された
容疑は有刺鉄線の切断だそうだ。
そもそも沖縄が許していない基地建設を強行しようとする
沖縄防衛局がおかしい

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ここはもう一つのベトナム村があったところ
ここに仮想のベトナム村を作った米軍は
高江の住民をベトコンの格好をさせ
ベトナム戦争の訓練をしていた

逃げ惑うベトコンの扮装をさせられた高江の住民は
どのような気持ちでジャングルを模したヤンバルの森を彷徨ったのだろう
ベトナム戦争終結後撤退する米軍は化学薬品をこの川の上流に
全て投げて去った・・

今この川は死んでいる
魚も済まず、鳥も飛来せず、虫もいないという
橋の上から見た川は美しく澄んでいた・・

原始の森の中を切り裂いて殺人のための訓練をする場所を
作ることが自然の掟に反している。
高江に行ってみたらいい
道路から一歩出ると深い森へつながる静寂が広がる

もうすでにヘリパットのために森は切り裂かれている

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沖縄ヘリパッド工事
移設反対運動リーダーを逮捕

毎日新聞2016年10月17日 22時07分(最終更新 10月17日 22時07分


有刺鉄線を切断 沖縄県警が器物損壊容疑で現行犯逮捕
 米軍北部訓練場(沖縄県東村、国頭村)の約半分の返還に伴うヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を巡り、防衛省が訓練場内の移設現場に設置した有刺鉄線を切断したとして、沖縄県警は17日、沖縄平和運動センター議長の山城博治容疑者(64)を器物損壊容疑で現行犯逮捕した。山城容疑者は移設反対運動を統率するリーダーで、調べに黙秘しているという。

 逮捕容疑は、17日午後3時半ごろ、訓練場内に侵入防止のために設置されたフェンス上の有刺鉄線2本をペンチようのもので切断した、としている。

 山城容疑者は昨年2月と12月に、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先である名護市辺野古にあるキャンプ・シュワブ内に入ったとして、日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで逮捕されており、抗議活動に伴う逮捕は今回で3回目。【佐藤敬一】
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by oomawotomeru | 2016-10-18 07:44 | 沖縄 | Comments(0)

沖縄の人々の「魂の飢餓感」を共有する渡辺豪さん

元沖縄タイムスの記者だった渡辺豪氏が沖縄への思いを語った
これをなんども読もうと思った

沖縄に行き、痛みを感じて、時が去って遠くになるけれど
沖縄は現実で、今も続く理不尽な状況に声にならない叫びを抱えている

3月沖縄に行ってきた
葬儀の行なわれた名護市に2日いて
恩納村も歩いた
その道でジョギングしていたそれも午後8時・・
そこで・・・

自分が・・、娘が・・、友達が・・、と思うと吹き出るように涙が出た
そして怒りが込み上げる


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沖縄の人々の「魂の飢餓感」を東京で共有する | 渡辺豪

記者会見で「米軍基地がある限り事件は起きる。すべての基地を撤去すべきだ」と訴える高里鈴代さん(右から4人目)ら女性たち=5月20日、沖縄県庁記者クラブ


 女性の遺体が見つかり、米軍属の容疑者が逮捕された5月19日の夜は、沖縄から上京してくる元上司らを囲んで会食する予定だった。が、前日の夜から不穏な情報は耳にしていた。会食できるかは流動的だと認識しながらも、まだどこかで楽観していた。生きていてくれさえすれば、と―。

» 「被害者は私だったかもしれない」女性団体、震える声

 事件が急展開して、自分の見通しの甘さに腹が立った。会食は当然流れた。所属している週刊誌『AERA』の編集部から急きょ、事件について記事を執筆するよう指示を受けた。だが、しばらくは何も思考できなかった。

 被害者の女性がウオーキングしていたとみられる場所や、携帯電話の位置情報が最後に確認された辺りを、テレビのレポーターが歩いて伝えていた。その映像をぼんやりした頭で見ていると、沖縄タイムスの中部支社に勤務していたときに何度も行き来した場所であることに気づいた。記憶はどんどん鮮明になり、周囲の情景や風の匂いまで思い浮かべることができる。被害者の女性が赤の他人には思えない…。

 突き刺すような痛み、と言えばいいだろうか。それが頭に、腹に、心にずきずきとうずいてきた。お前は迂闊だと責められているようだった。

 「沖縄」を忘れると、心が軽やかでいられる―。そのことに気付いたのは、東京に来て数カ月たった頃だ。

 東京で会う人に、「沖縄」を話題に出せば、たいていの人はリゾートを思い浮かべて「いいねえ」と言う。ところが、「基地問題」に言及すると、さっと身を強ばらせる。あまり熱心に語ると、「やっかいな人」として弾かれそうになる。感極まったりすると最悪で、二度と顔を合わせられなくなる。私は次第に「空気」を読むようになっていた。伝えるのが仕事なのに、どう語ればいいのか分からなくなった。

 在京のテレビやラジオでも、沖縄のことは話題に上る。が、ほとんどはリゾート、旅、食べ物にまつわる番組なので、重い気分になるどころか、浮き浮きした気分になる。快活で飾らないウチナーンチュたちが「癒やし」になるように作られている。

 だが、17年間、沖縄で暮らした私は、これが本当の沖縄の姿ではないことを知っている。テレビカメラの前で、サービス精神いっぱいにカチャーシーを舞うオバーやオジーたちも、壮絶な沖縄戦の悲劇と、戦後の基地被害を経験し、口にするかどうかはともかく「本土」に対して複雑な感情を抱えている。そう考えると、到底、「娯楽」として観ることなどできない。

 テレビの画面に見覚えのある顔が映った。沖縄県警刑事部長の記者会見が始まったのだ。沖縄タイムスの社会部で警察担当をしていたとき、よく夜回りし、一緒に酒を飲んだこともある人だ。強面だが、普段は気さくな人である。私には分かった。この人は今、ウチナーンチュとしてすごく怒っている。辺野古で抗議している人たちを冷酷に排除する機動隊だけが沖縄県警の顔ではない。彼らも沖縄県民だ。

 悲しみと罪悪感。「本土」出身の私が沖縄で暮らしているとき、常に感じていたことだ。前者は沖縄の人たちの心の内側に対して、後者は私自身の思いとして。

 それが沖縄を離れてわずか1年余で、私の中で何かが消えかかっていた。自分でも驚いた。沖縄に住んでいたり、沖縄出身だったりすると決してそうはならないはずだと思うと余計に悔しい。今の自分は毎朝、沖縄タイムスを読むことでかろうじて沖縄とつながっている。

 「今、こうやってパソコンに向かっている間も、打つ手の震えを抑えることができない」。事件を伝える5月20日付沖縄タイムスの社説の書き出しに、はっとさせられた。社説はふつうこんな書き出しはしない。でも伝わった。共感した。そして癒やされた。

 「元沖縄タイムス記者」として東京でジャーナリストの活動をするという思いは今も変わらない。しかし現実には、「沖縄」のことだけを取材したり、考えたりしていられるわけではない。現に、つい最近まで舛添要一都知事の税金無駄遣いの取材をしていた。お気楽なテーマと言っては叱られるが、沖縄で起きていることを伝えるのとはペンをもつ重みがまるで違う。パソコンを「打つ手の震えを抑えることができない」といったような次元の話では全くないのだ。

 『AERA』の取材で、高里鈴代さんや山城博治さんに電話でコメントをもらった。言葉そのものよりも、声質のほうが耳に残った。辛さや怒りや悲しみを混ぜ合わせた、情の深そうな、懐かしい顔が目の前に浮かんだ。

 「あなた、ほんとに、東京で頑張ってよー」。高里さんにそう言われ、自分の不甲斐なさが申し訳なく、何度も頭を下げた。

 5月21日付の沖縄タイムス1面に掲載されていた「おことわり」を読んで、またはっとさせられた。「元海兵隊員による女性遺体遺棄事件について、沖縄タイムス社は事件の重大性と人権に配慮して、被害者を匿名に切り替えます」と書かれていた。

私が『AERA』の同僚とともに事件のことを書いた記事は、週明けの23日発売だ。被害者は実名である。自分の思慮の浅さを恨むしかない。

 本当はこんなことを書くつもりではなかった。「戦後71年。問われているのは、沖縄に在日米軍基地の大半を押しつけたまま、見て見ぬふりを続けてきた日本社会のありようではないか」といったことや、「沖縄では米軍絡みの事件事故が起きるたび、東京から大量の報道陣が詰めかけ、嵐のように取材して回り、波がひくように去っていくが、基地問題は何も解決されない」といったことをもっと冷静に論理的に書くつもりだった。しかし今はそれができない。

 それでも、政府の基地政策については書かなければいけないと思う。日米政府の普天間返還合意のきっかけとなった1995年の米兵による少女暴行事件当時のことを思い出すための、一つの素材を以下に記す。

 昨年上梓した拙著『日本はなぜ米軍をもてなすのか』(旬報社)の「おわりに」で書いた一節をそのままで、少し長くなって恐縮だが、転載させていただく。

【転載ここから】

戦後二七年間、米軍統治下に置かれた沖縄の日本返還を果たした佐藤栄作政権で総理秘書官を務めた楠田實氏が残した資料を基に構成した、二〇一五年五月九日放送のNHKスペシャル「総理秘書官が見た沖縄返還~発掘資料が語る内幕~」は、日本の有識者や政府中枢の沖縄に対する本音を見事に切り取っていました。

番組は終盤で、過重な米軍基地を維持したままの沖縄の本土復帰に忸怩たる思いを抱える楠田氏が、一九九六年に日米が普天間飛行場の返還で合意したことを受け、佐藤政権以来となる活動を始めたことを明かします。楠田氏はこのとき、沖縄の基地問題に関する提言をしようと、有識者を集めて意見を聴いていました。番組はこの事実を紹介し、当時の録音テープを流しながら、出席者の誰がどういう発言をしたのかがわかるように場面の再現を図っていました。

メンバーは、当時の橋本内閣のブレーンだった下河辺淳元国土事務次官のほか、京極純一氏(政治学者)、田中明彦氏(国際政治学者)ら一流の学者がそろいました。

それぞれの発言は以下です。

田中氏「本当に嘉手納基地というのは立派な基地ですね。あれほどの立派な基地はなかなかないんじゃないかという感じがしました。沖縄の米軍基地が有効に機能し続けることを確保するのは日本にとっての通常の意味での国益であろうと思います」

下河辺氏「米軍も沖縄にとってはプラス要因なんですね。経済的に言えば。ただ気持ちはあんまりいいはずはないですね。占領されたような気分ですから。知事は深刻そうに、『ひとつ沖縄に来て住んでくれませんか』と言ってましたよ。なんかこう同情的な話とか平和がいいねとかっていう話から始まるもんですから。こじれるわけです」

田中氏「こちら側からですね、(在沖米軍に)『やっぱりいなくなってください』という筋合いは、今は無いと思う」

京極氏「(在沖米軍に)いてもらった方が、日本がより多く平和維持的といいますかね。いられるわけだし。軍備増強しなくても済む面もあるし。無理に帰ってもらう必要はないな」

当時、沖縄の人たちの前ではおくびにも出さなかったであろう、無惨なまでに赤裸々な「一流学者」と元官僚の政策ブレーンの本音トークが続きます。

下河辺氏が話題にしている「知事」は、大田知事を指しています。

NHKスペシャルのナレーターは「有識者の意見は基地の負担軽減よりも沖縄の戦略的重要性に重点を置いていました」と説明し、「有識者が語る本土から見た沖縄。楠田がこれらの意見をもとに政府に提言したという記録は残されていません。楠田はこのとき何を考えていたのか」と静かな口調で場面を締めくくっていました。

このあと番組は、楠田氏が書いた「沖縄の未来像を描け」というタイトルの手記を紹介します。「日本人は昨日のことは考えない。今日と明日のことしか考えない民族だとよく言われるが、考えてみよう……祖国復帰までの二十七年間、沖縄県民は特殊な環境の下で、日本人としての魂を守り続けた……復帰後、日本政府も巨額の公共投資をして、街並みも、以前とは比較にならないほど近代化した……しかし、それとても沖縄県民の魂の飢餓を満たすものではない」

番組放送から約三ヶ月後の八月一一日。菅義偉官房長官と普天間問題をめぐって会談した沖縄県の翁長知事は、基地問題をめぐって「県民の気持ちには魂の飢餓感がある」と語っていました。このとき私は、翁長知事はあの番組を見たのだな、と直感しました。

「魂の飢餓感」とは何か。【転載はここまで】

 政府内部からは今回の事件について、オバマ大統領の来日を控えた時期に「最悪のタイミングで起きた」という声が聞こえてくる。しかし、日米同盟の強化をアピールするよりもまず先に日本政府が取り組むべきことは、沖縄との紐帯(ちゅうたい)を取り戻すことではないのか。

 沖縄の人々は今、同じ「痛み」を胸に抱え、沖縄で生きていくことの意味をかみしめているはずだ。私は東京にいても、沖縄の人々の「魂の飢餓感」を共有する。

 ■渡辺 豪(わたなべ つよし) フリージャーナリスト(元沖縄タイムス記者)1968年兵庫県生まれ。関西大学工学部卒。92年毎日新聞社入社。98年沖縄タイムス社入社、2015年3月に退職。現在、東京都内在住。主な著書に『「アメとムチ」の構図』(沖縄タイムス)、『国策のまちおこし』(凱風社)、『私たちの教室からは米軍基地が見えます』(ボーダーインク)、「日本はなぜ米軍をもてなすのか」(旬報社)、共著に『この国はどこで間違えたのか~沖縄と福島から見えた日本~』(徳間書店)、「波よ鎮まれ~尖閣への視座~」(旬報社)、4月に「普天間・辺野古 歪められた二〇年」(集英社新書)を刊行。
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by oomawotomeru | 2016-05-24 09:11 | 沖縄 | Comments(0)

沖縄報告会in室蘭

北海道・
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辺野古・高江沖縄闘争団 室蘭報告会

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団長・清末愛砂 室工準教授とマヌル猫・・団長どっちだったっけ?

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増岡さんのツアー報告
団長清末さんの報告

あちらさんの報告

充実した内容で沖縄からいただいたメッセージを
会場の参加者とともに再確認した時間でした。

次回の沖縄ツアーに着いての検討も・・

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イラク専門家・松本あきろう先生のコメント
壁を作って分断させるのは誰なのだろう?
ベルリンの壁が壊れた喜んだ世界が
再び壁を作ろうとしている・・
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by oomawotomeru | 2016-05-20 11:59 | 沖縄 | Comments(0)

沖縄ルポを「女のしんぶん」に掲載されました

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沖縄ルポを「女のしんぶん」に掲載していただきました。

3月22日から25日まで、
沖縄の読谷村、知花昌一さん、伊波さん、高江の伊佐さん、辺野古の文子おばあ、山城博治さん、名護共同センターの古堅さんほかたくさんのオール沖縄の方達とあい、話し、これ迄の歴史と今を伺った。
普天間飛行場で、
オスプレイが見える

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1995年少女暴行事件をきっかけに普天間基地の返還を勝ち取った沖縄で
その後の辺野古への転換は日本と米国が結託して
沖縄を陥れたとしか思えない。

隠されてきた日本の権力構造と米国の世界制覇へのもくろみを
今こそ市民が覆す為にできることは
沖縄に学ぶこと

誇りの為に闘う情熱を共有するべく
沖縄の方達の言葉に耳を傾け
その心を感じたい

(野村)
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by oomawotomeru | 2016-05-09 19:32 | 沖縄 | Comments(0)


大間原発を止めるための情報交換


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「小出裕章さんのおはなし」

2012年4月「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」をクレヨンハウスから出版しました。2011年3月変わってしまった世界を生きる子どもたちへ、この本を読んでよりよい未来を生きて欲しいとの願いをこめて書きました。
「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」著者:野村保子 監修:小出裕章

http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%A5%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B0%8F%E5%87%BA%E8%A3%95%E7%AB%A0%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97-%E9%87%8E%E6%9D%91%E4%BF%9D%E5%AD%90/dp/486101218X

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