<   2015年 02月 ( 11 )   > この月の画像一覧

3月19日は東京地裁で傍聴を!函館市大間原発建設差し止め裁判 in 東京地裁 

3月19日 函館市大間原発建設差し止め訴訟の
     第4回口頭弁論があります。

2014年7月3日に始まった裁判ですが、国は函館市の原告不適格を主張。
しかし函館市工藤市長は、原発による過酷事故は自治体が崩壊すると主張

昨年12月25日裁判長は、函館市の資格については判断を留保、
その上で3月には、実質審理に入る意向を示した。

それを踏まえて、函館市には訴えをより具体的に準備するようにと指示した。
国と電源開発には、函館市の訴えを判断するために被告としての主張を具体的に
準備するように指示した。

裁判長が実質審理に入ることを指示したのは朗報である。

担当河合弘之弁護士は「門前払いの可能性が低くなった。一歩裁判が進んだ」と述べた。

19日、函館市と国と電源開発の主張がぶつかり裁判となることが予想されます。
是非傍聴希望者で、東京地裁を取り囲みましょう。

大間原発の裁判の行方は、原発再稼動の道と重なります。
大間と止めて、再稼動を止めましょう。


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首都圏の皆さん、函館市民に代わって東京地裁にぜひ傍聴に来てくださ~い♫

東京地裁103号法廷(大法廷)
(最寄り駅:地下鉄霞ヶ関駅A1出口)
函館市大間原発建設差し止め裁判
第4回口頭弁論
3月19日(木)午後3時~4時(予定)
●地裁前で2時半まで傍聴整理券の配布が行われます。その後、傍聴券抽選・配布。
●原告側から電源開発の書面への反論と、国への反論を行う予定。
メインは国への反論で、自治体の存立維持権に基づく訴えは法律上の訴訟にあたる、
自治体の原告適格は認められる、という二点になります。

<裁判報告集会>
時間:午後4時~6時  
会場:参議院議員会館地下1階B104号室

プログラム(予定)
・弁護団から裁判の報告  
・大間原発をめぐる状況の報告(大間原発訴訟の会
               大間とわたしたち・未来につながる会)

主催: 大間原発反対関東の会(函館市の「大間原発差し止め裁判」等を首都圏で勝手連的に応援するためにつくられた会です)。
     連絡先: Tel. 080-6616-9604 (玉中)  
     メール  aki-trsk@outlook.jp (寺崎)
賛同: 経産省前テントひろば
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by oomawotomeru | 2015-02-28 22:16 | 大間原発情報 | Comments(0)

「原発カフェ in はこだて工芸舎」の報告

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27日(金)、はこだて工芸舎で「原発カフェ」を開きました。

6人とこじんまりとした集まりでした。

はこだて工芸舎の2階は床の間付きの和室
昭和の初期に思いを馳せるようなお部屋で
原発のことを話すのもいいものです。


函館市の裁判と、市民の起こした裁判について
疑問がたくさん出ました。

函館市が起こした裁判が門前払いされるって言うけど、本当?
 →原発事故のような大きな事故が起きると、市や町が亡くなる可能性・・双葉町、南相馬など
そのため、自治体が市民の財産や生きる権利を守らなくてはならい=裁判を起こす権利はある・・原告としてその権利がある。

じんわり、ふんわり、大間のことを話しました。

次回は、4月4日 大沼・ニーヨルです。
詳しくは後日
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by oomawotomeru | 2015-02-28 11:27 | 原発一般 | Comments(0)

「怪物」は私の中に?高橋源一郎さん

高橋源一郎さんの言葉に、立ち止まり振り返る時をもらう。
人と人とのコミュニケーションが薄れていくなかに
人は他者を払い落とす鎧を身に着け
言葉で武装し
小さな世界で身をまもるのか

小さな要塞を束にして操っているのは誰?
恐がらず、怖れず、私を生きたい。


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「怪物」は日常の中にいる
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「怪物」は日常の中にいる 作家・高橋源一郎
2015年2月26日 朝日新聞(論壇時評)寛容への祈り
 
 「人質問題」をめぐり、いくつかのことを考えた。一つは、湯川遥菜さんについて語られることが少ないということだった。確かに、彼の行動の多くは、理解に苦しむものだった。だが、わたしたちはそうではない、彼は特殊なのだ、といえるだろうか。その、人間的な弱さ(と見えるもの)も含めて、実は、彼は「ふつうの人」だったように思える。そのことが、わたしには、とても悲しかった。
     *
 それから、後藤健二さんの本を、手に入るだけ集めて読んだ。どの本にも、後藤さんが死線を超えて見つめた風景が映されていた。後藤さんの本の特徴は、そこで描かれているのが、特定の誰か、それもたいていは少年・少女であること。そして、本自体が少年・少女向きに易しく書かれていることだった。
 家族を虐殺されたのに、その虐殺した人たちと共に暮らしていかなければならない国に生きる者の苦しみ〈1〉、麻薬をうたれて敵を殺し続け、そこから現実に復帰した少年兵の哀(かな)しみ〈2〉、学校に行ったことのなかった少女の葛藤〈3〉。かみ砕くには苦すぎる物語を、後藤さんはあえて「少年・少女」に向けて語った。なぜだろうか。後藤さんが見つけて来る物語に、聞く耳を持たないおとなたちに絶望していたからなのだろうか。
 後藤さんと同じように(ときには同じ場所を)駆け回ったカメラマン・亀山亮はパレスチナで取材中、ゴム弾で左目を失明する。2003年のイラク戦争について彼は、日本のメディアの多くが危険な紛争地帯に自社スタッフを送ることに消極的になったとしてこう書いた〈4〉。
 「フリーランスのジャーナリストたちの誘拐や香田証生君の処刑ののち、日本のメディアはヒステリックな自己責任論で個人へのバッシングを繰り返した。日本のメディアはなんの保障もせずにフリーランスをイラクに行かせ、問題が起きると即切り捨てる。その手口は、やくざな手配師と日雇い労働者の関係そのままだった」
 それにもかかわらず、彼らはまた「戦場」に赴く。それは、「戦場」が、わたしたちにとって「遠い」出来事ではなく、わたしたちが享受している平和が実はか弱い基盤に載っていることを教えてくれるからだ。
     *
 「人質事件」をきっかけに、いわゆる「イスラム国」に関する論考が夥(おびただ)しく現れた。「狂信的テロ集団」と呼び、「非人間的」と糾弾する声も多い。ほんとうに彼らは、想像を超えた「怪物」なのか。田原牧は、違う、という〈5〉。
 「彼らは決して怪物ではなく、私たちの世界がはらんでいる病巣の表出ではないか」「彼らをまったくの異物と見なす視点には、自らの社会が陥った“狂気”の歴史に対する無自覚が透けている」
 想田和弘は、彼らがヨルダンのパイロットを焼き殺した動画を見て、そこにはハリウッド映画の「文法」があるように思えたと呟(つぶや)いた〈6〉。わたしも、その動画を(途中まで)見た。残虐だが、そこにはある種の美意識さえあるように思えた。そのような残酷さは、人間だけが持ちうるのだ。田原は、こうも書いている。
 「彼らがサディストならば、ましだ。しかし、そうではない。人としての共感を唾棄(だき)し、教義の断片を無慈悲に現実に貼り付ける『コピペ』。この乾いたゲーム感覚ともいえるバーチャル性が彼らの真髄(しんずい)だ。この感覚は宗教より、現代社会の病的な一面に根ざす」
 だとするなら、わたしたちは、この「他者への共感」を一切排除する心性をよく知っているはずだ。「怪物」は遠くにではなく、わたしたちの近くに、いま日常的に存在している。
 雑誌「現代思想」は、社会に蠢(うごめ)いている「反知性主義」とも呼べる、一つの考え方を特集した〈7〉。だが、その中で酒井隆史は「ネット上にあふれる排外主義、レイシズム、あらゆる差別の攻撃的な言語」について、そこにあるのは「反知性主義」というより、一種の知性主義であり、自らが「非知性」と断じるものへの強い嫌悪である、とした〈8〉。
 自分と異なった考え方を持つ者は、「知性」を欠いた愚か者にすぎず、それ故、いくら攻撃してもかまわない、という空気が広がる中で、日々「怪物」は成長し続けている。
 1762年3月、ひとりの新教徒が冤罪(えんざい)によって処刑された。宗教的な狂信が起こした事件だった。それを知ったヴォルテールは「人間をより憐(あわ)れみ深く、より柔和にしたいとのみ念じ」不滅の『寛容論』を書いた〈9〉。ヴォルテールが見た光景は、わたしたちがいま見ているそれに驚くほどよく似ている。
 本の終わり近く、彼は、どんな宗教の神でもなく、世界を創造したと彼が信じる「神」に祈りを捧げたが、250年たったいまも、その祈りはかなえられてはいない。
 「われわれの虚弱な肉体を包む衣服、どれをとっても完全ではないわれわれの言語、すべて滑稽なわれわれの慣習、それぞれ不備なわれわれの法律、それぞれがばかげているわれわれの見解、われわれの目には違いがあるように思えても、あなたの目から見ればなんら変わるところない、われわれ各人の状態、それらのあいだにあるささやかな相違が、また『人間』と呼ばれる微小な存在に区別をつけているこうした一切のささやかな微妙な差が、憎悪と迫害の口火にならぬようお計らいください」
     *
 〈1〉後藤健二『ルワンダの祈り』(2008年刊)
 〈2〉同『ダイヤモンドより平和がほしい』(05年刊)
 〈3〉同『もしも学校に行けたら』(09年刊)
 〈4〉亀山亮『戦場』(今年2月刊)
 〈5〉田原牧「『イスラーム国』に浮足立つな」(週刊金曜日2月13日号)
 〈6〉想田和弘のツイートから(2月上旬)
 〈7〉特集「反知性主義と向き合う」(現代思想2月号)
 〈8〉酒井隆史「現代日本の『反・反知性主義』?」(同)
 〈9〉ヴォルテール『寛容論』
     ◇
 たかはし・げんいちろう 1951年生まれ。明治学院大学教授。著書『デビュー作を書くための超「小説」教室』が3月刊行予定。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11621096.html
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by oomawotomeru | 2015-02-28 08:42 | 大間原発情報 | Comments(0)

高橋はるみ知事 道議会で大間原発、工事に慎重な答弁

25日に行なわれた北海道議会、定例会で自民党の議員の質問に答えて、
電源開発が大間原発の稼動について手続きを進めていることについて
「一度立ち止まって検討すべき」とのべた。

しかし、この言葉をそのまま受け取ることに慎重でいたい。
4月の知事選挙で、4選を目指す高橋知事の対抗馬は
原発に否定的だ。

泊原発.大間原発と全国でも少ない「原発」が争点になっている。
この機に「慎重」という言葉をどこまで信じればいのか?

函館の反原発市民グループが2006年ころから
電源開発と国に対して、大間原発の説明会の開催を求めていた時に、
事実上、国に対して何も手を打ったなかった事実がある。

プルトニウムを燃やす大間原発の危険に対して
本当に慎重な姿勢を求めるのであれば
違った判断、あるいは踏み込んだ指摘がなかったことが悔やまれる。

(のむら)
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大間原発建設「立ち止まり検討を」 高橋知事、道議会で答弁(02/25 16:31、02/25 17:26 更新)
 第1回定例道議会は25日、一般質問に入った。高橋はるみ知事は、電源開発が大間原発(青森県大間町)の稼働に向けて建設工事や手続きを進めていることについて「一度立ち止まって検討すべきだ」と述べ、国や事業者により慎重な対応を求めていく考えを示した。自民党・道民会議の布川義治氏(江別市)への答弁。

 知事は、電源開発が昨年12月に原子力規制委員会に新規制基準への適合性審査を申請した際に「大間原発は施設が未完成であり再三、慎重な対応を求めてきたにもかかわらず、極めて遺憾」とコメントしていた。
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by oomawotomeru | 2015-02-26 19:07 | 大間原発情報 | Comments(0)

原発カフェ in  はこだて工芸舎

「原発カフェ」を開きます。

 大間のこと
 原発のこと
 福島のこと。。
 分からないことをみんなで話してみませんか?

 人と話して、人の話しを聞いて、そして未来を考えましょう

2月27日(金) 13:00〜15:00 
      終了後、30分の予定で「大間原発」についての学習会をします。
          PCにより写真やグラフで大間原発のことを学びましょう
      函館市が起こした大間原発建設差止さいばんについても説明します  
場所 はこだて工芸舎 函館市末広町8−8

参加費 300円 お茶とお菓子がつきます

申し込み&連絡先 「大間とわたしたち・未来につながる会」
       090−6696−5781 野村まで
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フェリーから見える大間原発

はこだて工芸舎 HP

http://kogeisya.blueboxcraft.com/
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by oomawotomeru | 2015-02-24 11:08 | 大間原発情報 | Comments(0)

工藤市長、弁護団との懇談の内容

昨日、工藤市長が東京で弁護団との懇談した内容が記事になっています。
毎日新聞、北海道新聞、函館新聞の3紙を読み比べてみるのも面白い。

3月19日の第4回の口頭弁論(東京地裁)に向けて、
工藤市長も弁護団もがんばっています。

昨年12月25日の裁判報告会にきたかたに、
函館市の町会連合会の署名をお願いしました。
函館市の町会連合会では既に13万人の署名が集まっています。

来てくださった方にお礼を申し上げるとともに
これからもご支援ください。

皆さん是非、東京地裁で地方から原発を止めることを知ってください。


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by oomawotomeru | 2015-02-20 11:16 | 大間原発情報 | Comments(0)

工藤市長、東京・弁護団と懇談

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函館市・工藤市長、東京で弁護団と懇談

詳細は後

3月19日 東京地裁に於いて第4回の口頭弁論が開かれる。

大間原発の建設差し止め訴訟は、国による門前払いが行なわれるかどうかの瀬戸際です。
是非、皆さん、19日は東京地裁へ。

地方から原発を止める。
市民の手で原発を止める。

実現のために3月19日は東京地裁へ。
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by oomawotomeru | 2015-02-19 12:44 | 大間原発情報 | Comments(0)

放射性物質を帯びた汚泥焼却灰の横浜に埋設・・私たちの責任

横浜市、南本牧で埋め立て 放射性汚泥 試験処分始まる

2015年2月11日
放射性物質は拡散してはいけないのは法律で決まっている。
にもかかわらず、放射性物質を含むことが分かっている汚泥を焼却し、
それを一般ゴミの焼却灰と混ぜて 廃棄物最終処分場に埋め立てを始めた。

2005年に制定された「クリアランス制度」は原発の廃炉を見越しての措置だったが、
福島原発事故後の放射性物質の焼却処理に始めに使われた。

放射性物質の大前提は拡散しないこと、に尽きる。
全国に放射性物質を広げ、
汚染水を海に流し、
薄く広めれば見えないとでもいうのだろうか。

市民は賢くならなければ、
そして声を上げなければ、
未来が汚される。

横浜だけの問題ではなく、
自分の問題として声を上げること、
そして考えることで最善の方法を探すことが
原発を選択した私たちの責任だ。






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放射性物質を帯びた汚泥焼却灰と、一般廃棄物焼却灰を混ぜた灰が搬入された現場=横浜市中区の南本牧廃棄物最終処分場で
写真
 東京電力福島第一原発事故に伴い発生した放射性物質を帯びた横浜市の下水汚泥焼却灰について、市は今月五日から、南本牧廃棄物最終処分場(中区)に試験埋め立て処分を始めた。本年度内は安全性確認を主眼としており、新年度から本格的に埋め立てる方針。 (原昌志)
 汚泥焼却灰は市内二カ所の汚泥資源化センターで保管されていたが、保管場所がほぼ満杯になっていた。市は放射性物質濃度が比較的低い焼却灰を一般廃棄物の焼却灰と混ぜ、濃度を一キログラムあたり一〇〇ベクレルまで下げて埋め立てることで、処分に反対していた地元住民や港湾業界の理解を得た。
 埋め立ては海面ではなく陸地部分に行い、本年度内は汚泥焼却灰百二十トン程度を搬入する予定。周辺の空間放射線量などの異常がなければ、昨年四月以降の保管分約四千四百トンを順次減らしていく。ただ、昨年三月以前に発生した三万二千六百トンはやや濃度が高いものが含まれるため、当面保管を続ける。
 市によると五日の測定では、埋め立て時の現場と、現場から約二キロ離れた地点の空間放射線量は、ともに毎時〇・〇五マイクロシーベルト(高さ一メートル)程度だった。市の除染基準(目安)は同〇・二三マイクロシーベルト。 
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by oomawotomeru | 2015-02-19 12:09 | 原発一般 | Comments(0)

大間原発と日本の未来

「大間原発と日本の未来」を寿郎社から出版します。

プウルトニウムを燃やす危険な大間原発を
一刻もはやく止めるために
是非、この本をお読みください。
 
      野村 保子


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by oomawotomeru | 2015-02-18 00:26 | 大間原発情報 | Comments(0)

青森県知事選に脱原発派、大竹進氏立候補

青森県知事に大竹進氏が立候補した。
核漬け、という言葉で表される程、核施設が集中する青森県。
2011年3月以降、拙速にも11月に
六ヶ所再処理工場を含む核関連施設の安全を宣言したのが青森県だった。

六ヶ所再処理工場と大間原発の先行きを決めるのは県知事の仕事でもある。
大竹進氏には厳しい選挙となると思うが
日本の未来のためにできることを全てやってほしい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 日本の原子力政策の矛盾を一身に背負う青森県。逆に言えば、同県の政策は日本の原子力政策を左右する。

 青森県の政策決定に絶大な力を持つ県知事の選挙は来年6月。脱原発を掲げる医師が、きょう、立候補を表明した。

 大竹進氏(前青森県保険医協会会長・63歳)。核漬けにされた青森県で脱原発を訴えてきた市民たちが擁立した。

 青森市内で記者会見した大竹氏は、立候補を決意した理由を次のように語った―

 「福島の事故は収束どころか、汚染水問題はますます深刻化している。小児甲状腺ガンは100人を超えた。
 それにもかかわらず、福島の事故がなかったかのように、大間原発では工事が再開され、むつ市の中間貯蔵施設では使用済み核燃料の受け入れを準備し・・・(中略)
 原発・核燃推進をやめ、原子力に頼らない青森を作ることは、私に課せられた使命と考え、立候補することにした」。

 基本政策は―
1、原発・核燃をやめて、命と故郷を守る。
2、働きやすい・暮らしやすい心豊かな青森県をつくる。
3、医療・介護・福祉を充実し、社会保障分野の雇用を増やし、青森県を元気にする。
4、子どもがのびのびと成長する教育環境を実現する。
5、県財政を県民のくらしを支える財政に転換する。
6、日本国憲法を遵守し、県政・県民の暮らしに活かす。

「もんじゅ」とともに原発政策の虚構を支える「六ヶ所再処理工場」=2012年、青森県六ヶ所村 写真:筆者=
「もんじゅ」とともに原発政策の虚構を支える「六ヶ所再処理工場」=2012年、青森県六ヶ所村 写真:筆者=

 原発は使用済み核燃料の処分が困難なことから「トイレのないマンション」と言われる。日本中の原発から出される使用済み核燃料が集中する青森県は、いわば「仮設トイレ」だ。

 六ヶ所村の再処理工場の燃料プールには2,957トンもの使用済み核燃料が置かれている(8月末現在)。燃料プールのキャパは3,000トン。満杯に近くなったため、むつ市に中間貯蔵施設が建設された。

 両施設はあくまでも「中間貯蔵施設」なのである。青森県は「(六ヶ所村の施設を)最終処分場にしない」という国との覚え書きを交わしているからだ。

 ところが、六ヶ所村の再処理工場はトラブル続きで稼働していない。

 同工場から放射能漏れが懸念されていた頃、電力会社の幹部が自民党の国会議員のもとを訪れて言った―「先生、あれ(再処理工場)は当分動かないから大丈夫ですよ」。

 再処理システムが稼働しなければ「最終貯蔵施設」となるはずだ。「核燃料サイクルは稼働する」という虚構を、国をあげて維持する理由がここにある。
 
 2012年、民主党政権は「2030年代までに原発をゼロにする」との政策を打ち出した。

 三村申吾知事は「使用済み核燃料を全国の原発に返す」と言ってのけ、民主党政権を慌てさせた。

 大竹氏は「青森県を核のゴミ捨て場にしてはならない。かといってあんな危険な物を簡単に移動させる(元の原発に戻す)わけにはいかない。国民の意見を聞きたい」との姿勢を示した。

 原発が争点にならなかった福島県知事選とは違い、青森県知事選挙は原発政策の矛盾そのものを問う選挙戦となりそうだ。
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by oomawotomeru | 2015-02-13 08:23 | 原発一般 | Comments(0)


大間原発を止めるための情報交換


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「小出裕章さんのおはなし」

2012年4月「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」をクレヨンハウスから出版しました。2011年3月変わってしまった世界を生きる子どもたちへ、この本を読んでよりよい未来を生きて欲しいとの願いをこめて書きました。
「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」著者:野村保子 監修:小出裕章

http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%A5%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B0%8F%E5%87%BA%E8%A3%95%E7%AB%A0%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97-%E9%87%8E%E6%9D%91%E4%BF%9D%E5%AD%90/dp/486101218X

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