<   2016年 03月 ( 12 )   > この月の画像一覧

大間原発 新規制基準であらたに地質調査

大間原発は新規制基準に照らしてさらなる地質調査を始める。
5月から約2週間の予定。

電源開発は町議会で新年度の工事概要の説明を行なったが
新基準の範囲は工事不可能のため
狭い範囲の限られる。
その為に工事作業員は300人程度となる見込み
2000人を超える時もあったが工事そのものを休止すべきときではないか。

審査終了の目処も経たず、運転開始の予定も定まっていない。
これはすべて福島原発事故を受けての工事中止期間に
2012年工事再開を強行した電源開発のミスである

過酷事故を受けて国が原発の安全に関わる組織改編でつくられた新規制委員会の発足と
ほぼ同時に建設工事が再開された。

それ迄の基準を超える自然災害に対処するための設計変更や
耐震設計が必要であった

地元では1昨年から原発工事の進展を疑問視する声も聞かれているという

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<大間原発>新規制基準関連で新たに地質調査

 電源開発(Jパワー)は8日、青森県大間町に建設中の大間原発の新規制基準適合性審査に関連し、昨年夏に始めた追加地質調査を補足するため、同町の大間崎付近で新たに地質調査を始めると発表した。
 調査は大間町から隣接の風間浦村までの陸上と、同村の沖合で実施。人工的に起こす振動を受振器で感知して地下や海底の深さ約1~2キロの構造を把握する。5月中旬から約2週間を予定する。
 原発敷地近くでは、がけをスケッチしたり、試料を採取したりして地層の状況を確認する。今月下旬から約3週間で終える計画。
 Jパワーは、町議会の原発対策特別委員会で新年度に実施する工事の概要も説明した。新基準の影響を受けない範囲に限られるため、工事量は減る見込み。構内で働く作業員数は約300人の低水準にとどまる。
 同社は、11月の審査終了、2022年度ごろの運転開始を目指すと地元に説明している。南之園弘巳常務は取材に「11月の目標に向かって全社を挙げて取り組んでいく」と強調した。
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by oomawotomeru | 2016-03-30 23:04 | 大間原発情報 | Comments(0)

3月29日、日本は戦争できる国に・・・

2015年9月19日、安保関連法案が国会で審議未了のどさくさのなか
可決となってしまった。

そして昨日、施行日だった。
どのように戦争が姿を現すのか?

戦争を知らない子どもだったけれど、
沖縄で戦争を観てきた。

高江のオスプレイヘリパット基地建設反対の座り込みをしながら
低空で飛ぶヘリを観た。

辺野古の基地建設の和解が報じられてから
辺野古の工事は中断している。
辺野古の海の攻防戦は今は止んでいた。

そして今高江が不穏な動きを始めている。

オール沖縄の拠点である名護共同センターを訪ねた。
沖縄の闘いは県民を1つにしないでは置かない厳しさと激しい人権蹂躙の歴史がある
その一端を見せていただいた

無血の革命が沖縄にあると感じた。

今私たちに必要なのは革命だ。
命に対しての不遜な感性、
経済を根拠に人が動かされている社会

ノーを言うことはまだできる
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by oomawotomeru | 2016-03-30 01:07 | 憲法 | Comments(0)

バイバイ大間原発ミニライブ OKIさん まちせん&西部地区ウオーク

3月20日 バイバイ大間原発ウオークが函館市西部築で
まちづくりセンターでミニライブ・・トンコリ走者OKIさん&ブルーグラス

バイバイ大間原発ウオークにOKIさん、登場

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大マグロックでのバンドの時と違い
やさしい音色のトンコリを聞かせてくれる


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ブルーグラス
の「大間原発いらない」

祈り旗をかかげて西部地区へウオーク
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by oomawotomeru | 2016-03-20 22:12 | 大間原発情報 | Comments(0)

電源開発の本音は、大間原発建設すぐに止めたい・・

大間原発の建設主体である電源開発の役員が
本音で「すぐにもやめたい・・」と

初めての原発が世界で初めてのフルMOX
燃料は高く,危険も大きい
その上安全対策に巨額の費用が上乗せされる・・

事故時の危険はウラン原発にくらべて数倍?
そこから出る使用済み核燃料の再処理の見通しはたたない

こんな原発作ったら未来永劫の夫妻を引き受けるしかないことを
電源開発自体がよく分かっている・・

こんな本音が出てくるところを観ると
味方は電源開発のなかにいる・・・

これは電源開発という会社の株主から責める方法もある

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「リプレース(建て替え)について指摘をもらった。これから議論に入らない限り、(原発比率の目標を)実現できないことには同意する」。2月22日、経済産業省が開いたエネルギー政策に関する有識者会議。原発の建て替え議論を促す意見に、委員長の坂根正弘・コマツ相談役がうなずいた。


 政府は昨夏に決めた2030年の電源構成目標で、原発比率を20〜22%に設定。目標達成には老朽原発の建て替えなどが必要だが、当時は世論の反発を懸念して検討の深掘りを避けていた。坂根氏は、その議論のまとめ役でもあった。

 電力関係者からは「いよいよ新増設の議論が動き出す」との声が上がるが、原発建設は難しさを増している。これまでは建設費をほぼ電気料金に転嫁できたが、4月の電力小売り全面自由化でその前提が崩れる。原発の新増設に巨費をかけても、事故や規制強化で使えなくなると、経営が危うくなる。

 「自由に経営判断できるなら、すぐにやめたいくらいだ」。青森・下北半島で大間原発を建設しているJパワー(電源開発)の役員はつぶやいた。東京電力福島第1原発事故後に事実上ストップした工事の再開には、原子力規制委員会の安全審査をクリアする必要があるが、一般の原発よりハードルが高い。

 大間原発は、燃料に多くのプルトニウムを使える。日本は、使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、また燃料に使う「核燃料サイクル」を進めるが、再利用がうまくいかず、大量のプルトニウムが余っている。それを消費する大間は、国策に組み込まれた原発だ。ただ、安全性への懸念もあり、他の原発よりも厳しい安全審査が予想される。着工時に想定した建設費は4690億円だが、事故後の規制強化で、少なくとも1300億円の追加費用が発生する。関西電力が再稼働を進める高浜原発1基の1・3倍だ。コストを押し上げるが、同社の一存では計画の存廃を決めにくい。

    ×  ×

 「自由化と原子力依存の低減で、従来と違った競争環境になっている」(八木誠・電気事業連合会会長)という電力業界の声に押されるように、経産省は原発継続への布石を打ち始めた。まず再処理事業で、国が責任を持つ姿勢を鮮明にした。現在は、大手電力が再処理事業者の「日本原燃」にお金を出して進めているが、国の認可法人が日本原燃に事業を委託する方式に切り替える。原子力は、国の支援を受けて民間が営む「国策民営」で進めているが、国の関与をより強める。

 経産相の諮問機関・総合資源エネルギー調査会の原子力小委員会は14年8月、原発版の固定価格買い取り制度(FIT)を採用する英国の担当者から仕組みを聞いた。原発で発電した電気に一定の価格を保証し、事業者が損をしないようにする制度だ。同じ会合では、米国政府が原発の建設費の一部を債務保証する制度も紹介された。

 来年にかけて進む政府のエネルギー基本計画の見直し作業で、原発の新増設議論が“解禁”されれば、こうした対策も議論されそうだ。経産省や電力業界は、福島第1原発事故と自由化で揺らぐ国策民営の再構築に向け、原発優遇策に対する世論の反応を瀬踏みしているようにも見える。=つづく
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by oomawotomeru | 2016-03-19 00:56 | 大間原発情報 | Comments(0)

放射能と選挙・・野呂美加さんより

福島原発からの放射能がいまだに福島&他の地域を汚染し続けている
そこから目を背けては日本の未来は見えない

これから起きるであろう世界を語ってくれた野呂美加さん。
ベラルーシでやってきたことで今の福島が対比される

日本の未来を託す選挙はもうすぐ・・

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野呂美加さんより
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こういうことを書くと預言者みたいてすごい嫌なんだけれど
先ほど関東の汚染のことを書きましたが
ホットスポットはいずれ必ず閉鎖されるでしょう
たぶん、チェルノブイリより遅く、被害が甚大になって。
日本政府がしなければ、世界中が非難するでしょう。
その非人道で。
人間が住めないレベルというのは
それまで法律で規制してきたそのとおりです。
戦争でも起こらないかぎり。
今騒いでるのはせめて、そこまでいかないまでに
子どもたちを避難させてもらいたい。
そういう闘い。
問題は、
放射線管理区域以下の低汚染地帯、放射能ZEROじゃない地帯
ここなんです。
避難しようかしまいか悩みに悩んで。
そこがチェルノブイリ30年苦しみ続けた
被災地なんです。
健康診断を大人も子どもも義務付けるとなると
日本の今の医療制度では不可能で
専門の機関をつくらないといけないと思います。
大人の甲状腺のトラブルは、
子どもの小児甲状腺がんの非ではないです。
しかも、ベラルーシでは、ここから避難した人も
健康診断の対象に入っています。
そして、その人達の子どもたちも健康診断の対象になってる。
お金のないベラルーシで、道楽でやってきたわけじゃない。
けれど、日本人はすぐに、ベラルーシでやってた。
1ミリシーベルトうんぬんかんぬんというが、
1ミリシーベルト以下も含めたデータを自分たちで
政府につきつけるものがなければ…とあせります。
(実際ベラルーシは空間および土壌汚染と内部被曝あわせて1ミリだから)
三田先生がされていたようなそういうデータをもたないで
勝てるわけがない。
ここが保養の運動の核となる地域で、これが達成できなければおそらく健康診断を受けられない貧しい家庭の子どもは目も当てられないでしょう。
私はそういう日本は嫌だ。
選挙は絶対に負けられない。
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by oomawotomeru | 2016-03-18 08:22 | 福島情報 | Comments(0)

THE放射能 日テレが放射能番組を放映

THE 放射能。
http://www.dailymotion.com/video/x3xkpox

放射能汚染の実態を原発作業員
西尾正道氏
小出裕章氏
津田俊秀氏

TVにほとんど登場しないこの3人を番組は取り上げた
実態を知るならおすすめ

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低線量被曝10〜50mSvレベルの福島第一原発労働者の声を生取材。
健康被害が出まくっている。

ヨミウリ、実態を見て、怖くなったのではないのか。

・男性Aさん 50msv!
腎臓、心臓、臓と名のつく臓器全て、やられた。

・男性Bさん 56mSv!
甲状腺をやられた、胃を全摘した。
「あれだけ悲惨なところに、命がけで行ったのに!」

・男性Cさん 19.2mSv!!
急性骨髄性白血病。
「骨髄の70%は、がん細胞に溢れている。
 このまま放置したら、必ず死ぬ、と医師に言われた。」

アメリカ、人体実験の健康被害責任を認めるまでに40年。
チェルノブイリこどもの甲状腺癌被害認めるまでに20年。

今までの読売の挙動をつぶさに見てきた人であれば、
最初の2分でぶっ飛ぶだろう。

すでに健康被害は、出まくっているのだ。
(上記の3名は、医師の診断に基づき訴訟を起こしている。)

放送は、夜中だが、2回の再放送がある。
放送日時03月14日(月)0:55~1:50 (済)
・再放送:
3月20日(日)11:00~ BS日テレ
3月20日(日)5:00~/24:00~ CS「日テレNEWS24」

即見るは、こちら。
THE 放射能。
http://www.dailymotion.com/video/x3xkpox

おおよそ7万人の作業員が、このリスクに晒されている。

これは、あらゆるテレビ放映の中で、
最も強烈なものだ。

100mSv以下は安全など、瞬時に吹っ飛ぶ。

それほど、福島の原発作業員の供述、生の声は強烈だ。

ともあれ、他のキー局が決して出さなかった、
小出 裕章氏、
西尾 正道氏、
津田 俊秀氏、
このスリートップを、堂々と出し、語らせている。

津田氏も、「子供の甲状腺癌」=放射能影響の指標
であることを、はっきりと言っている。

このことを、はっきりと言った人を、初めて聞いた。
(それ位出現確率が低いこと、それ以外では多発しないことは、世界の常識。)

常日頃言っている、
「IAEAの認める唯一の非確率的先行指標」
とは、そういう意味だ。

「先行指標」とは、あらゆる健康障害が出ることの、
「先行指標」である。

日本の放送界においては、日テレ(読売)が、こういう放送をすることは、何よりの(テレ朝よりも、TBSよりも、NHKよりも)先行指標であろう。その意味でこの放送の持つ意味は絶大である。
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by oomawotomeru | 2016-03-17 12:57 | 原発一般 | Comments(0)

山尾志桜里議員インタビュー「保育園落ちた 日本死ね」

山尾志桜里議員の国会質問がすばらしい。
「保育園落ちた日本死ね」の子育て中の母のBlogを
国会で取り上げ、日本に保育園問題の嵐を引き寄せた

子育てに関わる人も,関わらない人も未来を担う子どもを
社会がどのように育てるのか、誰もが当事者であること教える

日本は、「女」「子ども」のやることを満足に取り上げてこなかった。
社会問題化することさえできなかった。

今回、子育てが社会問題として保育園の給料の低さ
社会的地位の低さなどが政治によって取り上げられた

女性議員による保育園問題の顕在化・・
日本も悪くない・・絶望のなかに希望を(のむら)

ちなみに何年も前に書いた私のBlogに
「働くお母さんと子育て」と題して書かせてもらったことがある。
曾野綾子が子育て中の母親の甘えを指摘した文章に、
作家の高橋源一郎氏が自らの経験で保育園へのお迎えに現実を書いた。
それに触発されて、
私自身の子育て中、子どもが盲腸炎を破裂させた時の事について
会社の上司とのやり取りと後悔を書いた。
子育て中の親,特に母親は祈るような気持ちで
子どもに話しかけるときが、神に祈ることがなんどもある。
社会はそれをサポートしなくてはならないと思う。

このBlogは今もBlogランキングのトップにいる。
たくさんの方に読まれているのは子育てが多くの方々の関心事であること

盲腸炎を破裂させて生死を彷徨った娘はいま、保育士をしている。

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*【山尾志桜里議員インタビュー】「『絶望の中から希望が生まれた』 --待機児童問題」

… 3月15日付の Blogos より。

「保育園落ちた日本死ね」と題した匿名ブログをきっかけに待機児童問題に関する議論が盛んになっている。2月29日の国会答弁でこのブログが取り上 げられ、安倍首相が「匿名である以上確かめようがない」と発言し、「保育園落ちたの私だ」というプラカードを掲げた国会前デモにまで展開した。また、9日 には国会内で約2万8000件の署名を塩崎恭久厚生労働相に直接手渡した。そこで、実際に答弁でこのブログを取り上げ、度々待機児童問題について言及して いる民主党・山尾志桜里議員に、現状の待機児童の問題点や育休などについて話を聞いた。(10日、取材・文:Platnews編集部)

――「保育園落ちた日本死ね」の声は、今では大きな反響を呼び、署名運動にまで発展しています。今回の一連の動きについてどのようにお考えでしょうか。

山尾志桜里議員(以下、山尾):
子育て中のお母さんは、時間がないし、家から出られない。そこにネットというツールを彼女たちが手に入れて、一つのブログが瞬く間に広がって、それ を私が国会で取り上げて、野次、そして「匿名であり本当か確かめようがない」という総理の反応、こういう思いもかけないフックもあって、さらにみんなの気 持ちが燃え広がった。そして今度はネットの世界から飛び出て、行動を可視化しようとスタンディングデモをやって、昨日(9日)、署名を私のところへ届けて くれた。国会質問まで傍聴してくれた。最終的には署名を大臣にも受け取ってもらった。この新しいネットというツールを通じた、政治家と市民同士の繋がり、 6日間で27,682通の署名が大臣に到達した、というすごい大きな力を感じました。

もう1点は、待機児童を抱えたお母さんたちの現状は切実ですから、陳情を言って、会ってくれて万歳、ということにはならないので、現状をしっかりと 見て頂きたいと思います。本気でこの待機児童問題を解決しようとしているのか。政治は動くのか。やはり私には、予算委員会で取り上げた「保育園落ちた」に 応える責任があると思っています。1つの政治運動に火をつけた責任もあります。そこで私、委員会の場で言ってしまいました。「保育士さんの給与上げま す」、「近々、保育士さんたちの給与を上げるという法案を出します」と。

◆ 最大の問題は保育園不足ではなく給与不足

――安倍政権の子育て支援政策や待機児童の問題を改めて教えてください。

山尾:
安倍政権は、ハコ(保育園)作りを強調するんですよね。ただ、そこにハコがあっても、保育士さんたちが足りなければ、そこに預けることができない。そのため、私たちはまず、人を優先させるべきだと考えています。
なぜ保育士さんたちが少ないのかというと、安倍政権では、資格保有者の不足、既に資格を持っている人が復帰できないことにあると考えています。保育士さんになろうとしている人の学費手当、また、「1回辞めてしまっている人に20万円あげます」としている。

でも問題はそこではない。現状は、免許を持っている人の中で、3分の1の人しか保育士さんとして働いていないんです。学費が高いから保育士さんにな れないというわけではない。一方で、保育士さんもママなんですよ。保育士さんが保育園に子どもを入れられなくて、保育士さんたちも復帰できない。さらに、 復帰しても、給料が低いため自分の子どもを保育園に通わせるだけの生活ができないわけです。だから、保育士さんたちの再就職のために、20万円あげてもダ メなわけなんですよ。1回20万円もらっても、保育士さんたちが子どもを保育園に預けられるのか、これから先も保育士さんとして働き続けて、月給で生計が 成り立つのかといったら、厳しい。だから、結局、問題は保育士さんたちの給与に収斂されていく。

もちろん、ハコ作りも不要だとは言いません。都心部で、保育園が足りていないところもあって、それをやらなきゃならないところもあります。けど、今 起きているのは、都心部のいくつもの自治体で、作れるだけのお金は用意しても、実際作れていないんですよ。自治体によっては施工率5割切っているところも あるんです。それはなぜかといいますと、一つは、近隣に住む方の賛同が得られない、ということもあるんです。昨日も述べたんですけれど、塩崎厚生労働大臣 とか総理は、近隣の方々含めて、子どもは国の未来だから、いくつかの折衝があっても、できれば理解してもらえないかと頼む立場ですよね。ですが、頼む側 が、ブログで名を名乗れなんて言ってたらですね、頼めないじゃないかというふうに思います。

――保育士の給与の低さを改善するための法案として、現状どのような案をお考えですか。

山尾:
財源が不足しているポイントは、軽減税率の横やりで子育て支援が後退させられたことにあります。軽減税率の1兆円のうち6,000億円の財源が決 まっていない。一方で、増税のときに国民に約束した、子育て支援の充実(増税引き上げ決定時に子育て支援充実策を三党合意)。その3,000億円が決まっ ていない。私は何度も総理に「軽減税率より子育て支援に使いますよね」と聞いているんですけれど、総理は「軽減税率を優先させる」と言っている。軽減税率 は法律ですが、子育て支援は閣議決定なんです。子育て支援も法律にしなければならない。いくつか解決策はありますが、喫緊の課題は、保育士さんの給与の問 題です。だから、まずは保育士さんの給与アップというのを法律にして、今国会に提出しようと思っています(取材後、民主党と維新の党が月1万円の賃金上昇 を想定する議員立法を提出する方針を固めたと発表されたが、翌日確認したところ、「目指すべきところは全産業平均。ただ、今回の給与1万円アップはその第一歩という認識です」とご回答を頂いた)。

◆ 絶望の中から希望が生まれた

――今回、匿名ブログで始まり、法案作成の動きまで繋がったことで、 「SNSから政治を動かすことができる」という希望が国民の中で芽生えたと思います。今後もこうした名もなき声を取り上げていきたいと考えていらっしゃいますか。

山尾:
そうですね。「絶望の力」と書いて下さった方もいたけれど、絶望の中から希望が生まれたので、やっぱりもう一度絶望に落としてはいけないなと。署名をもらった時に苦しいぐらいの気持ちになったんですよね。それに具体的な形で応えなければいけない。

今回、ネットの匿名の声に政治家はどう向き合うのかというのが1つのテーマとして浮かび上がりましたが、それに対して、与党の一部の方々は匿名だと 言って切り捨てたわけですよね。確かにネット上には、責任を持たない発言も多々あります。ただ、政治家たるもの、それが国民の声として、取り上げなければ ならない、そう思うかどうか、思えるかどうか、それは政治家のアンテナだと思うんですよ。匿名だから切り捨てていいというものではない。匿名の中の、名も なき声の中にも、政治家たるもの、「これは取り上げなければならない」と突き動かされるものがあると思うんですよね。もちろん、責任を持たず個人攻撃をし ているブログを取り上げるかといったら取り上げない。今回の非難の対象は、どこか特定の個人でも、特定の政党でもなければ、政治家を非難するものでもな かった。当初安倍総理を非難するものでもなかった。誰を非難していいかわからない。自治体を非難すればいいのか。市役所さんの職員さんを非難すればいいの か。保育園を非難すればいいのか。県を非難すればいいのか。国を非難すればいいのか。それとも競争に受かったお母さんたちに怒りをぶつければいいのか。誰 にぶつけていいのかわからない結果、「日本死ね」っていう言葉になっているんですよね。決して個人攻撃や、ぶつける対象を間違っているものでもない。こん なに多くの人が共感したのも本音の声だから、与党の皆さんにも真摯に受け止めてほしい。「誰が書いたのか」というのは論点ではないのではないかと。私はこ れからも名もなき声の中から、できるだけ真摯にアンテナを張り巡らせて、その中にある名もなき声をちゃんと拾いたいと思います。

――少し話は変わりますが、養子縁組の適正化及び促進のための「児童福祉法改正案」の議員立法化が民主党内にて了承されましたが、現状の児童福祉法で、養子縁組の際に弊害となるのは、どのような点だと考えていらっしゃいますか。

山尾:
児童虐待はみんな何とかなくさなきゃいけないと思っているんですけれども、実は1番多いのが0歳児0カ月なんですよ。特別養子縁組、「赤ちゃん縁 組」という言葉を使いますけれども、「赤ちゃん縁組」で1番やらなくちゃならないことは、この0歳児0カ月の虐待児を減らすことだと確信しているから、私 たちが真剣に取り組んでいます。今回、私が筆頭理事をやっている厚労委員会でも、児童福祉法の改正案が出ることになっているんですが、3月11日に政権与 党は提出するということになっていたんですけれど、「間に合わなくて延びます」という連絡が来たんですよね。私が聞いている限りでは、改正案に「赤ちゃん 縁組」の話は入ってこないんじゃないかということを危惧しているんですよね。それで、今「赤ちゃん縁組」というのは、それぞれの自治体やNPOが、法制度 の裏づけがない中で、必死に結びつけをやっているんです。児童福祉法では担保されていないんです。児童相談所やNPOが自分たちの責任の中で、やってくだ さっているんです。だからやっぱり責任も過剰にかかっているし、予算の負担ももちろんほぼほぼ、その当事者たちに負担していただいているので、私たちは、 児童福祉法の中に、この「赤ちゃん縁組」というものを財源と制度上で入れ込んで「国がちゃんとバックアップしますよ」としたい。今回は、閣法(内閣提出法 案)には入って来ないようなので、議員立法で法案を提案していきたいと思っています。

◆ 保育の保証まで踏み込みたい

――女性が産後の社会復帰が心配で、なかなか結婚できない、子どもの育児が不安という方も多いと思います。産後の社会復帰を手助けする政策などは、現状どういったことをお考えですか。

山尾:
現政権は、お金を出して三世代同居を推進するということをやろうとしていますが、そこではないと私は思います。実際三世代同居ができるなら、それは 産後の社会復帰にとってありがたいんですけれども、三世代で同居して、トイレとお風呂を2つずつ作れるお家には、国費がそれほど入らなくても、そうやって 助け合って頂ければいいと思うんです。けど、本当に国費を使うなら、そこではなく、何度も述べていますが、保育士さんの給与に充てるべきだと思うんです。

もう1つ自分なりに次の目標で考えているのは、保育園の義務教育化となるかは別として、今の保育は、親が働いていて面倒を見られない人を保育します よという話ですよね。それですら、現状はやれていない。一方で、親が働いて面倒を見られるかどうかではなく、子どもも、何歳かを過ぎた時には、保育士さん を含めた乳幼児の専門家の手による保育・養育・教育を受けたほうがいいんじゃないかって考えていて、徐々に広まってきているんですよね。そういう意味で は、親が面倒見られるかどうかに関わらず、保育を保証するということに踏み込んでいきたいという思いが強くあります。

他に、保育以外にも介護の給与アップというのもやっているんですが、保育も介護も全産業平均の月収の約9万円~10万円低いんですよ。そこには、 「子どものお世話や年寄りのお世話は今まで主婦がやってきた仕事」という観念が横たわっていて、「多少低くてもいいんじゃないの」と思われていると思いま す。引き上げた方がいいけれど、「しょうがないよね」と。こういう固定観念が、国会の世界から、拭い去られていないような気がするんです。それを変えるに は、女性の議員を増やすべきではないかと思います。保育や介護がどれだけ大変な仕事かわかっているのかということを、リアルに堂々と語れる議員が、どれだ け増えるか、早く増えるかというのは大事だと思いますね。

◆ 政治が動くというのを生で感じて欲しい

――どうすれば増えると思いますか。

山尾:
今回の「保育園落ちた」の話のきっかけを話すと、女子大生のインターン生たちに普段から予算委員会で取り上げる内容について意見を聞いているんです が、そしたらあの女子大生たちが、「山尾さんやっぱりこれですよ。『保育園落ちた死ね』ですよ」と。「やっぱりこれか」と、「そう思う?」って聞くと、 「私たち本当に怒っている。本当にこんなんじゃ夢持てません」って。夢を紡ぐ子育て支援だけど、『夢紡げません』」みたいな話になって、それをきっかけに 私は国会で取り上げました。そして、ネット上で人々が繋がって、政治を動かしている。彼女たちはそれを昨日までも見ていて、「あっ、自分たちの声も1つの きっかけとなって、なんか政治が動いている」と燃えているわけです。直接の答えになるか分かりませんが、若い人たちに政治の距離感を生で見てもらって、そ の中から、これから社会人になって、いい仕事して、彼氏と結婚して、子どもも産んで、頑張りたいぞっていう子たちが、政治家になっていくっていうのが、結 局急がば回れだと思っているんですよね。実際この2週間とかで起きたことだから、このムードの中で、今日もテレビであのブログが紹介されて、みんなで見て て。先ほど野次をした議員生出演ということで、平沢勝栄さんが出て、「野次についてはごめんなさい」と。ただ、途中から平沢さんがおっしゃっていたのは、 「ブログね。これ本当に女性が書いたんですかね、この言葉遣い」と言ったんですよ。みんな驚いて。政治が動くということと、それに対する感覚のずれとか に、みんなで叫んだり、拍手したりしながら一緒にやっているわけです。そういうことが若い人を動かして、中でも若い女の子たちを動かしていくんじゃないか なということは、生で感じていますね。

――最後に、子育て問題の当事者である若い世代はどうすればいいとお考えでしょうか。読者にメッセージを頂ければと思います。

山尾:
1票だけじゃ政治は変わらないと思われるかもしれないけど、その1票がないと政治は変わらないので、まずはやはりそこを、18歳選挙権の話も含め て、お願いしたいなというのはあります。今回の「保育園落ちた」の話で多くのメールが届いたんですが、その中に、匿名の書き込みじゃないかという声もすご くあったんですよ。でも1票だって匿名です。1票の積み上げで政治はできているじゃないですか。その指摘もメールとかで私のところにきて、匿名の声、匿名 の1票を政治家が馬鹿にしていいのかということを改めて思いました。やっぱり1票って重いんですよ。

あとは、選挙に行ってくれという話とは相反するような話なんですけれど、今強く危惧しているのは、最後は選挙、数の力なんだから、「選挙に行け」 と。「そんなに文句があるなら自分が政治家になれ」とか、「投票に行け」とか、そういう文脈の中で、「デモなんて無駄だ」みたいなのが、政治の言論空間の 中で、「直接政治に参加しなければ意味がない」みたいな主張があるような気がして。「そんなことないよ」というのを強く言いたい。全員が政治家にならない といけないというのはないし、政治家にならなければ政治について語っちゃいけないというのもない。投票はもちろん行ってほしいけれども、デモやネットで投 稿するということも含めて、短い限られた時間の中で、何か自分の中でできることをやるという活動は、私はすごく大きいと思います。

★ 山尾志桜里(やまお・しおり)
1974年生まれ。東京大学法学部卒。検察官を経て、2009年の衆議院選挙で初当選を果たす。2012年に落選するも2014年の衆院選で国政に復帰。

http://blogos.com/article/166733/
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by oomawotomeru | 2016-03-17 08:22 | 憲法 | Comments(0)

札幌カカラプロジェクトで「大間原発紙芝居」

東北と北海道をつなぐカカラプロジェクトで
「大間原発紙芝居」を披露しました。
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原発の事よくしらない・・
放射能はどうしてこわいの?
原発の電気、必要なの?

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聞いたかがたがの気持ちの、どうして?が残ったら
そこから原発のこと
エネルギーのこと

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子どもたちの未来のこと
考えて欲しいと思います。
会場には脱原発の友人が来てくれました。

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by oomawotomeru | 2016-03-15 22:07 | 大間原発情報 | Comments(0)

大間原発紙芝居 トロイカ合唱団で披露  

大間原発紙芝居をトロイカ合唱団の集まりで披露しました。

みなさん真剣に聞いてくださってありがとうございます。

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函館ー大間を結ぶフェリーを降りてマグロ1本釣りの柱の見える向こうに
大間原発が聳えている

原発から3キロメーターに町の主要な建物がすべて入る

津軽海峡を挟んで肉眼で見える大間原発は
函館にひとにも身近な存在になりつつある。

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by oomawotomeru | 2016-03-10 23:49 | 大間原発情報 | Comments(0)

「原発を止める 戦争を止める」梨の木舎から本が出ます

「原発を止める 戦争を止める」梨の木舎 から新発売
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福島原発事故から5年。
人々の動きを全国からの言葉で綴る本ができました。
「原発を止める 戦争を止める」梨の木舎 刊 。
私・野村保子も「地域と女が止める原発と戦争」をテーマに書かせていただきました。
大間原発頻にの地権者・熊谷あさ子さんと「
ふるえる」の高塚愛鳥さんの女性としての闘いについて、
また大間原発の今を書かせていただきました。

今年の再稼動を止めるために、
戦争への雪崩うつ「今」を止めるために、
ぜひこの1冊を手にして、
たくさんの勇気を手にしたいと思います。

読んでいただければ嬉しいです。
              野村保子
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by oomawotomeru | 2016-03-04 07:56 | 大間原発情報 | Comments(0)


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「小出裕章さんのおはなし」

2012年4月「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」をクレヨンハウスから出版しました。2011年3月変わってしまった世界を生きる子どもたちへ、この本を読んでよりよい未来を生きて欲しいとの願いをこめて書きました。
「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」著者:野村保子 監修:小出裕章

http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%A5%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B0%8F%E5%87%BA%E8%A3%95%E7%AB%A0%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97-%E9%87%8E%E6%9D%91%E4%BF%9D%E5%AD%90/dp/486101218X

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