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子ども被災者支援法について議員からの緊急質問 

子どもの命と守るためにできた法律をどうしてせこうできないのか?
国連で、日本はやっています、と宣言したのはだれか?
この国がどう間違ったのかが、以下を読んでください。

川田龍平議員・谷岡郁子議員・井戸川前双葉町長

子ども被災者支援法について議員からの緊急質問 _a0292602_20315480.jpg


川田
今日は福島からも沢山、多数来られておりますけれども、
今回の暴言のツイートの問題はですね、私は水野参事官個人の問題ではないと思っております。
本当にこの水野参事官個人の問題に帰することなく、
復興庁として、これは全体の問題として考えていただきたい。

薬害エイズの時もそうでしたけれども、
安倍医師や松村課長、それから郡司課長個人の問題にしてしまうとですね、
結局この問題の背景にある政官業学の癒着の構造、利権の構想というものが全く隠されてしまってですね、
命を、国民の命を守るべき国の仕事というものが全く、
この復興庁にもしっかりと
「国は何をするべきなのか」という事が見えていないのではないかという事を感じざるをえません。

特に政治家との関係。
これがずっと官庁のみなさんと、
結局質問をつくったり、質問の答弁を書いたり、とかですね、
そういった事でしか官僚の仕事がしっかりされていないという事ではですね、
やっぱりそうではないはずなんですけれども、

本当に官僚の人達がですね、皆さんがですね、「本当に国民なのか」という事なんです。

今日ここにいらしている、伊藤統括官にしてもカゲヤマ参事官補佐にしてもですね、
先程ナガヤ参事官補佐ですか?にしてもですね、やはりここに来られていても、
ただ時間を費やしているかのように見えるんです。

本当に復興庁として何を、任期の間に残していこうと思っているのか?
その事を本当に考えていらっしゃるのかどうか?
それは水野参事官にも問いたかったと思いますけれども、
自分たちが2年3年の任期の間、
この10年の復興庁の間に、
「なにを成し遂げよう」という事を思っているんでしょうか?

川田龍平議員・谷岡郁子議員・井戸川克高町長

わたくしは一日も早く
子どもたちの健康の事を考えれば、1日も待ってはいられないんですよ。

科学的なデータで立証されるのを待っている裁判で、因果関係を認めさせるのを待っている、
そんな時間は無いんですよ、
子ども達にとっては一日一日が、特に命の問題。
この子どもたちの体調、健康診断の問題や医療の問題というのは、
一日一日が、
一日一日の本当に1分1秒が大事になってくる訳です。

本当にそういう意味で、あなた達が2年3年の任期の間に、
「何事もなく過ごせればいい」と思って
「ここに座って話を聞いていればそれでいいんだ」という態度でいる事がですね、
私は本当にこの問題を
「自分の任期の間にしっかり何かを成し遂げるんだ」という思いでぜひやって頂きたいと思うんです。

私も6年間国会議員をやってきて、次が改選の時期ですけれども、
本当にこの「子ども・被災者支援法」に命をかけてきました。
やはり私と同じような薬害の被害を繰り返したくない。
「子どもたちに自分と同じような目にあわせたくない」という思いで、
この法律の中に医療の問題、
裁判をやらなくても、そういった立証をしなくても医療を受けられるようにする。
その条文を本当に谷岡さんにも一生懸命頑張っていただいて、
与党の時にこの法律の条文の中に入れ込みさせていただきました。

本当に水野さんがこういった集会の中で「法律を読め」という事を国会議員に言った時、
本当にぼくは許せなくなって、
国会議員として
「法律をつくってきた立場の国会議員にそういう事を言うのは失礼ではないか」という事を言いました。
その事を水野さんはツイッターで「少し反省した」と書いていましたけれども、

「まぁいいか」と。

結局「まぁいいか」で終わらせてしまっていたという事がですね、
私はその本心を、やっぱりすごく残念に思いましたよ。

復興庁 水野靖久参事官の主なツイートより




本当に水野参事官はですね、これだけ時間を費やして、
先程「記憶を共有してほしい」という事を言っていましたけれども、
ここに居たとしてもですね、その思いが全く別のところにあったのだとすれば、
ただ居るだけでは、これ、全く意味が無いんですよ。

特にナガヤ参事官補佐にはですね、本当に今日、話を聞いている態度をずっと僕は見ていました。
ずっとですね、ここに居てですね、
居ても全然上の空ですよ。
話聞いてないですよ。

本当に人の話を聞いたとしても、
本当に耳を通って胸に落ちているかどうかなんですよ。



本当にわたくしはこの福島の問題というのは福島の問題だけではないと思っています。
福島以外の茨城や栃木や群馬、埼玉、千葉。
先ほど千葉の方もお話がありましたけれども、
福島だけの問題ではないんですよ。これは。

福島の担当の方という事ですけれども、
福島だけではないんです、これは。


河崎健一郎弁護士「復興庁は支援法をサボタージュしている直接証拠を私たちに示された」
6/14「子ども・被災者支援議員連盟」緊急会合(書き出し)
伊藤統括官:
私は復興庁にはですね、最初は審議官で復興庁設立の時に参っておりますけれども、
2月に福島の体制を強化するという一連の体制強化の中でですね統括官を拝命いたしました。
統括官を拝命して、いわゆる福島の地域に関する問題という事を中心にやるという事になっております



本当に国として危機的な状況にあるという事を認識していただいて、
そしてもちろん大臣や政治的な判断が必要な所に、
しっかりうえに判断してもらえるように仰いで欲しいんです。

そして本当に政治的な判断が必要なところをやっていないという事であれば、
やはりそれを私たち国会議員や政治が動かしていかなければいけない所があると思います。
科学的な判断という事だけではなく、
政治的にしっかりとここは動かしていかなければならないところを
前もってやっておかなければ取り返しがつかない事になるという事を、
私は危機的な状況だと思っています。

そういう意味ではせひ一日でも早く、基本方針を策定していただいて、
本当にそのためには住民の意見をしっかりと聞くという事を、場も、
協議の場もしっかりと設けていただきたいです。

当事者をしっかりと入れた形で復興庁が仕事をしていくという事でなければ、
本当に意味のある復興庁としての基本方針にならないと思っています。

基本方針の中には「計画」もしっかりと盛り込んで下さい。
カッコ書きですけれども「計画」という言葉もそこに入れました。
計画をつくらなければ、「いつまでに何をやるか」という事の計画を立てなければ、
この問題はずっと時間ばかり経過してしまっていると。

ここに「計画」という言葉を入れたのは、
しっかりとこの問題について「いつまでに何をやる」「予算を付ける」という事を入れたいために、
この「計画」という文字も盛り込みました。
基本方針の中に「計画」という言葉も入っているんです。
是非それをしっかりと実行していただきたいと思います。

やはり政治家が本来やらなければいけない仕事である「決断をする」という事を
大臣に、そして副大臣や政務管に是非判断を仰いでもらって、
是非進めていただきたいと思います。
官僚だけではできないという事であれば、そこは政治家がやらなければいけない所もあると思います。

是非そういった意味では、今回谷副大臣が「しっかり反省する」という事もおっしゃっていました。
谷副大臣のもとで是非発言していただきたいと思います。

この問題は福島だけの問題ではないと思っています。

本当に是非国としてこの復興全体をしていくことも大事ですし、
この子どもの問題というのは原子力災害の問題というのは僕は本当にこれは、
今やらなければならない事、取り返しのつかない事にならないように、
「今すべきことがある」と思っています。

一日も早く基本方針を策定していただけるように、よろしくお願いいたします。

超党派でこの事はやってきましたので、
自民党の議員も先程こられていましたけれども、
やはり是非、これは自民党の中からもこういった意見が出ているという事でやって頂きたいと思っています。

今回のこの問題については、私は本当にこれは復興庁の中の人達の一人一人の考え方、良く分かりました。
その一人一人の考え方が本当にこの仕事に現れてくるんだと思います。
そういう意味ではさきほど、「仕事として見せる」と。
「私たちの行動で、働きで見せたい」という事でしたので、
是非しっかりとそれは見させていただきたいと思います。



今日お越しになっている伊藤統括官と、そしてカゲヤマ参事官補佐、そしてナガヤ参事官補佐、
本当に皆さんの働きをこれからしっかりと見ていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。


1:20:30


谷岡議員:
みなさんおっしゃっていることは、この法律の精神にのっとり、法律に忠実にちゃんとやって頂きたい。
あんなパッケージでごまかして欲しくない。
そして予防原則という事は科学的には解明できる筈はない。

科学的に解明できないのだから、だから予防原則に立ちましょうと法律に最初に書いてあるのに、
「科学的に数値を決めるんです」

「科学的に数値が決められないから政治で決めましょう」という法律をつくった。

その原則を無視したところでは、皆様がいくらお仕事をなさっても
「法律違反にしかならないのですよ」という事を、
私たち、この法律を立法したものとしてここに宣言させていただきたいと思います。

それを、本当にメディアのみなさんは、
国民にその事を教えていただきたいんですね。

こういう事をやっている、ああいう事をやっているというのもあるかもしれないけど、違います。

この法律は地域も限定していません。
対象である人々も、18歳以下であるとか、甲状腺がんとか限定していません。
そして病気の種類や被害の種類についても限定しておりません。
そういうことを含めて、全て予防原則に立ち、
そして国民の、被災者の、主権者の自己決定というものを支援するための法律として作ったものです。

それは何故かと言えば、
私たちは被害の範囲を予測する事が出来ないからです。

私たちは今の人類の科学をもってして、
「これで大丈夫だ」という事は言えないからです。

この原則というものが、これまであまりにも知られてこなかった中でこういう問題が起きてきましたし、
私たちはそういう事を一生懸命訴えてまいりましたが、ずっと無視をされてまいりました。



ハッキリ申し上げておきます。
なぜ今、川田さんがそういうことをずっと言ったかというと、
ナガヤざん、カゲヤマさん、あなた方この間、水野さんとずっと付き合ってきて、
この半年、私もね、あなた方「似てきたな」と実は思っているのよ。



それちょっとね、今返事いらないから、考えてみてもらいたい。
そしてこれが仕事だと思って仕事をやっているつもりの事を、
それを、納税者であなた方に給料を払っている方々が、それを仕事として求めていないかもしれない。

もっとその、違う姿勢で、違う感覚で仕事をして欲しいと思っているかもしれない。
私たちはその事をこの間言ってきたつもりでした。

でもあなた方もまたチームとして水野さんと一緒に働いてきたという事の中で、
いま起きていること、そして起きていない事に対して、
そこに責任があるのは水野さんの問題ではありません。
これは私は復興庁の問題であるということを指摘しておきたい。

そして、復興庁だけの問題でもないと思います。
復興庁はここで取りまとめをする為の役目をやって調整機関ではありました。
しかし、環境省の健康チームというものが頑なであるがために、
血液検査がやられておりません。
その必要な健康診断がやられておりません。
必要な人たちに対してやられていません。

そしてその方々も私は、先程来、出ているような問題と同じように
頑なで、同じ空気を共有していらっしゃるというように思っております。
これは厚生労働省ですとか、文科省ですとか、挙げれば沢山あります。
そして内閣府にもあります。

私はこの問題の中で、今日お越しの皆様、そして、
とりわけメディアの皆様に理解していただきたい事は、
ひょっとするとわが政府こそが原子力ムラの一部であるかもしれない。
ひょっとするとそのわが政府は、この水野さんのツイッターに代表される思いを抱いているかもしれない。

被災者や私たちがなにかを言うたんびにそれを「被弾」と、「被弾なう」と感じているかもしれない。
この現実こそ私たちが正視しなければならない問題であり、
変えていかなければならないという問題であり、
力を結集しなければいけない問題だということです。

これからも私たち頑張ってまいります。
議連としての最大限の事をやってまいりますのでぜひよろしくお願いしたいと思います。
皆様に申し上げるとともに、今日はこの席に座って頂いた復興庁の皆様にもお礼を申し上げたいと思います。

私たちは今までの事ではなくて「これから」を見てまいります。
そしてみな様がこれに対してしっかりと答えて下さる事を心から説に祈ります。

ありがとうございました。
1:24:55


1:24:59~
Youtube→http://youtu.be/sGVGhPtxQEY?t=1h24m59s

井戸川前双葉町長:
いま谷岡先生が環境省の云々を言いましたけれど、
「血液検査はちゃんとやっている」って日本政府はジュネーブの国連人権理事会の席上
私の目の前で、全世界に向かって報告してるんですよ。
やって無かったんですか?それは。

谷岡議員:子どもたちの超音波の甲状腺を見るだけではなくて、

井戸川前双葉町長:「いろんな事をやっている」っていうふうにね

谷岡議員:いや、子どもの血液検査はやっていません。私たちはずっと要望し続けてきました。

井戸川前双葉町長:
じゃぁなんですか、国連人権理事会の、あれだけの大きい会場で私のいる前で
日本政府はアナンドグローバーさんの報告に対して反論してましたよ。
「間違っている、訂正していただきたい。日本政府はしっかりとやっている」と言っていましたよ。
やってなかったんですか!?
なんですか?あれは。

谷岡議員:
私たちは子どもたちの血液検査、尿検査をずーっと要求しております。
テレビの予算委員会でもやっておりますが、

井戸川前双葉町長:いや、やってるって報告してるんですよ。

谷岡議員:それはやってないです。やってないです。

井戸川前双葉町長:原文を見て下さい。

谷岡議員:やってないです。

井戸川前双葉町長:日本政府の原文を見て下さい。

谷岡議員:やってないです。ウソです。

井戸川前双葉町長:これは困ったことですね。


1:26:15


アナンド・グローバー報告に対する日本政府の血も涙もない非常な反論ー
年間1ミリシーベルト以上の地域の健康検査と尿検査、血液検査についての日本政府の回答ー
by oomawotomeru | 2013-06-18 20:35 | 福島情報


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by oomawotomeru

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2012年4月「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」をクレヨンハウスから出版しました。2011年3月変わってしまった世界を生きる子どもたちへ、この本を読んでよりよい未来を生きて欲しいとの願いをこめて書きました。
「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」著者:野村保子 監修:小出裕章

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