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子ども・被災者支援法

福島原発事故の被災者支援のための法律が事故後、1年を経過してようやくできた。
1年前。
しかし、そこから一歩も進んでいない。
これが民主的国家と言えるだろうか?
何より一番、支援(ではなく、権利侵害を正さなければならないのだが)を受けるべき子どもが放置されている。この法律を作ろうとした人たちが、なぜあえて「子ども」を法律のタイトルにい入れたのかは、何より子どもに一番支援が必要との強い気持ちからである。
それなのに、魂が入っていない。
今、一番心にかかっているのはこのこと。
「チェルノブイリのかけはし」の野呂美加さんの怒りの言葉に、まったくの同感。

誰かに託すのではなく、自分でできる方法を見つけましょう。
私は、とにかく政治家に☎します。
近くても、遠くても、話したこと等なくても、☎はできます。
手紙も書けます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
野呂 美加さんより
子ども・被災者支援法_a0292602_9224647.jpg


朝日をあびつつ、やはり、昨日一番大変だと思ったのが被災者支援法だ。
山本太郎さんが、当選したら被災者支援法のために、力をささげると思っている人が多い。「やれや!」という圧力。
実際この件に関して、どう考えているのか、今日、本人に聞けるといいと思う。
だけど、1年間、法案を通して勉強会して頑張ってきた人たちがいて、地方議会でまて、決議されている「いいもの」がなぜ動かないか。
政府は20ミリ基準で動いている。
民主党政権時代から。
この日本政府に対するどこから出ているか、さっっぱりわからない、毒毒ミッションを、誰がだしたのか?
なぜ、病院の放射線管理区域の4倍も高いところに子供たちを住まわせているのか、まったくわからない。
私は、議員を辞職したって、命かけているとまでいった谷岡さんをまずひっぱってこいと言いたい。
みんな、議員じゃなくたって議員会館で集会を重ねて、重ねて超党派でやってきたんだから、みんなの中にまじって、これを実現していきましょう!とやってほしい。責任ってそういうことじゃない?
自民党議員だってなんだって、賛成した議員を全部、名前をあげて、ちゃんと予算化せいや!と。谷岡さんならできるでしょ。
山本太郎は、確かに、当選したけれど、今にもつぶされそうな1年生議員だ。彼の思いは大きいけれど、まだ鎧がない。
広瀬隆さんは、後援会で彼を守ろうと必死て、鎧を着せてあげられるか。
年間総被ばく量1ミリシーベルトでも、子供はきつい。
大人は我慢値だ。安全値じゃない。
今は、まず、子供から逃がすこと。
戦争をしたがるということは、国民を殺したがっているということだ。
だから、とんでもない数値のところに国民を返す。
谷岡さんは福島で「法案はとおした、中身を勝ち取るのは国民の努力で」と説明した。
チェルノブイリのときも、そうだ。
27年かけて、膨大な法律がつみあげられて、チェルノブイリ法ができた。
日本人にわかりやすく言えば「チェルノブイリ法典」。
つまり、いくつもいくつもの法律が必要になり厳しくし、作り続けている。
27年たっても。
だから、この被災者支援法はこれから最低でも30年間、法律を作り続け足していかなければいけない作業が待っている。
「はい、基準は1ミリですよ」で全部終わらない恐ろしい仕事が待っている。
汚染水垂れ流してゴルフしている、首相だ。
この首相が生きているうちには終わらない仕事だ。
だから、実をとれるところからとにかく子供たちを動かせ。
それだってできるかどうかわからない。
子供を強制避難させれば、事故の大きさがわかるから、絶対にしない。
しかし、最低限旧ソ連がやった権利保障はやれ!と世論に訴えることはできる。それが満たされていないと知った人は愕然とする。
時間がない、子供たちを高汚染地帯において、すごい速さで小児甲状腺がんを出している。
「放射能のせいとはいえない」という鈴木眞一医師。
あんたでさえも、チェルノブイリの基準で言ったら立ち入り禁止地区に住んでいる。
0.23μシーベルトが1ミリの基準の空間線量というまやかしがあるうちは、1ミリは達成できない。
できるところからやろう!といって、運動が後退した!と
避難することは簡単だ。でも、ないものねだりを20年言い続けるつもり?
目をさまして!
今の日本は沈没していても気分はオリンピックだと浮かれている。
原子力産業の力をもってすれば、東京を開催地に決定することができるかもしれない。もし、判断に迷っている人がいたら、東京にオリンピックが決まった時点で、逃げたほうがいい。自分が生活できる遠くへ。
三宅洋平やお母さんたちが続々国会へいかなければ、政権を取れなければ何も変えられない。
だから、後援会は後援会じゃない。
日本沈没させている先代たちを追い出して、新しい日本を誕生させる。
全部同時進行だ。沈没も誕生も1ミリも5ミリも10ミリも。
移住も避難も保養も健康診断も。
by oomawotomeru | 2013-08-30 09:24 | 福島情報


大間原発を止めるための情報交換


by oomawotomeru

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「小出裕章さんのおはなし」

2012年4月「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」をクレヨンハウスから出版しました。2011年3月変わってしまった世界を生きる子どもたちへ、この本を読んでよりよい未来を生きて欲しいとの願いをこめて書きました。
「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」著者:野村保子 監修:小出裕章

http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%A5%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B0%8F%E5%87%BA%E8%A3%95%E7%AB%A0%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97-%E9%87%8E%E6%9D%91%E4%BF%9D%E5%AD%90/dp/486101218X

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