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10月13日青木美希氏(朝日新聞記者)講演会

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10月13日(土曜日)

「原発事故から7年 

       原発事故は地域と人をどのように変えたのか」
講師 青木 美希 氏(朝日新聞記者)
日時 10月13日 午後1時〜3時
会場 カトリック教会宮前町教会
   函館市宮前町26−3
参加費 800円(高校生以下無料)

チケット取り扱い場所
まちせん(ドリップドロップ)・音楽鑑賞協会
パザールバザール

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2011年3月11日福島原発事故で原発4基が壊れました。
事故当時、朝日新聞「プロメティウスの輪」の取材班の一人として、今も原発事故を追い続けています。
今年4月に上梓した「地図から消される街」には
帰還率4・3%の衝撃
知られざる母子避難者の自死
不正と中抜きだらけの手抜き除染
など知られざる真実が書かれている

震災直後から取材を続ける女性記者のみた真実を
ぜひお聞きください。(野村)

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by oomawotomeru | 2018-09-19 10:47 | Comments(0)

大間町新庁舎 25日、Jパワー7億円負担



2018年9月12日

大間町新庁舎25日開庁、Jパワー7億円負担

25日開庁予定の大間町役場庁舎=11日、大間町大間

 青森県大間町が移転・新築を進めてきた役場庁舎が完成し、25日に開庁する。同町に大間原発を建設中の電源開発(Jパワー)は原子力防災の拠点にもなるという観点から、庁舎建設関連の総事業費19億1907万円のうち計7億円を負担する。


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by oomawotomeru | 2018-09-13 23:12 | Comments(0)

北海道電力の責任は?今回の地震と停電


北電は猛反省と謝罪と新たな災害対策を


今回の胆振東部地震が引き起こした北海道全域停電に関して、北電は道民に説明責任を果たすべき。私の住む函館は震源地から100キロあるいはそれ以上離れていて確かにひどい地震ではあったけれどこれまで経験しない地震ではなかった。地震発生とほぼ同時に停電し28時間以上の停電が続いた。これにより市民生活がかなりの影響を受けている。隣町の北斗市に住む知人は地震より前に停電したといい、地震に影響されない地域もほぼ同時に停電している。これは計画停電かとうたがったが事実が明らかにされてみると福島原発事故後、技術課題を棚上げしながら事故対策を打たなかった北海道電力の企業体質が見えてきた。
この事態に対して安易に、原発必要論や節電による市民の自助努力の強制が行われているが、その前に政府、企業、政治家はともに反省し、するべきことがあるはずである。

1、北海道全体の電気供給の55%を一ヶ所の火力発電所に頼っていた。・・・1地域でのエネルギー資源は事故や不測の事態の対応が難しくなる。電源を広く拡散し、最終的に地域のエネルギー独立論がベスト選択である。
2、電源環境を複層にするべきであった。・・・厚真発電所は石炭だが石油、水力、地熱、自然エネルギーと電源は社会的に広がっている。オリジナル電源について北電の自然エネルギー買取制度や送電線利用の障壁を低くするなど政治的配慮も必要。
3、電力の他地域との連携について技術を高めるべき。・・・函館市戸井地区と下北半島佐井村をつなぐ北本連携線は北海道と本州の間の電力融通のためのライン・・これは送る側の発電所が電力が通ってなければ送れないことが判明・・非常用電源確保やバッテリー確保で可能なのに準備していない。
4、物流制度の見直しを・・このような事態にコンビニは大活躍したが、コンビニの店内には現在品物がほとんどない。新聞や化粧品、アダルト雑誌が並ぶだけ。生活に本当に必要なものがよくわかる。
店長に聞くと北海道の物流はそのほとんどが苫小牧のフェリーで運ばれそこから全道に配達という流れなのだそう。道内に食材はあってもそれを運んで調理品や半調理品に加工するところまで運べないという。そのためスーパーやコンビニの棚から食品呼び加工品が消えた。

北海道電力と北海道にはエネルギー災害への基本的対応に欠陥があることを踏まえて道民に謝罪してほしい。その上でこの事態の収束を待ってエネルギー独占企業であることを踏まえ災害対策を市民を含めて考えてほしい。(野村)

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by oomawotomeru | 2018-09-08 12:43 | Comments(0)

大間原発18年秋着工、難しい・・

大間原発安全強化工事がまた遅れる。原子力規制委員会の新規性基準適合審査の遅れが原因。そもそも2011年3月福島原発事故によりこの国の原子力政策は大幅な見直しというか、根本からの訂正を余儀なくされたはずである。2008年5月着工の大間原発が現在の規制基準によって見直しを最初から必要であった。それほどの地震・津波の規模だったわけで、2011年3月に大間原発建設工事が止まり、その後2012年10月の工事再開は従来の建築基準法に照らしても決して許されるものではない。電源開発は耐震指針や津波対策の大幅見直しが必要なことを見通して、工事中止の時から再開まで進捗率は変わらず37.6%が続いている。それは本体工事でなく付帯工事をこれまで進めてきたものがほとんど終わったという現実が見えてくる。これ以上の工事を進めるには設計変更の指示がくることを予測するとリスクが高いと考えているのではないか。
 何よりプルトニウムを燃焼させるフルモックス原発の怖さを一番知っているのは電源開発自身なのだ。
2018年8月31日

大間原発 安全工事を延期/電発「今年後半」見直し

電源開発が安全強化対策工事着手の延期を検討している大間原発=2017年10月、大間町

 電源開発(Jパワー)が、青森県大間町に建設中の大間原発について「今年後半」としていた安全強化対策工事の着手時期を延期する方向となったことが30日、複数の関係者への取材で分かった。延期する期間は、明らかになっていない。工事着手の前提となる原子力規制委員会の新規制基準適合性審査に時間を要しているため。これに伴い「2024年度ごろ」としていた運転開始の目標時期もずれ込むとみられる。社内での最終検討を経て、9月4日にも関係自治体に説明する見通しだ。


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by oomawotomeru | 2018-09-01 10:50 | Comments(0)

函館市の大間原発裁判、東京地裁で

函館市の大間原発建設差し止め裁判が東京地裁で開かれます

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。お知らせです。


2018/08/29 大間原発建設差し止め裁判(東京地裁)& 報告集会(参議院議員会館)via レイバーネット

大間原発建設差し止め裁判 傍聴のお願い

大間原発NO!
世界で一番危険なフルMOX大間原発建設反対
津軽の海を放射能で汚さないで!
原発はもういらない!

首都圏の皆さん、函館市民に代わって東京地裁にぜひ傍聴に来てください。

「この宝の海をこれからの将来を担う子供たちや孫たちに財産として残してやりたい、お金に変えられない素晴らしい資源なんです。これからの子供や孫たちに負の遺産を残さないためにも自然豊かな大間町を放射能で汚染しないでください。」(2005/5/3 青森県知事への熊谷あさ子さんの嘆願書より)

函館市大間原発建設差し止め裁判 第17回口頭弁論
日時:8月29日(水)14時00分~
(地裁前で13時半まで傍聴整理券の配布が行われます。その後、傍聴券抽選、配布)
場所:東京地裁103号法廷(地下鉄霞が関駅 A1出口)

裁判報告集会
会 場:参議院議員会館(B107)
開 場:14時30分(DVD上映)
開 会:15時00分
・弁護団報告
・原発事故の被害と住宅問題(第2回)
鴨下祐也(福島原発被害東京訴訟原告団団長)
・その他
主 催:大間原発反対関東の会
(函館市の「大間原発差し止め裁判」等を首都圏で勝手連的に応援するためにつくられた会です。)
連絡先:080-6616-9604 (玉中) aki-trsk@outlook.jp (寺崎)
賛 同:経産省前テントひろば




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by oomawotomeru | 2018-08-31 06:29 | Comments(0)

フクイチ廃炉作業員の労働環境と被爆

いわき市在住、石丸小四郎さん(双葉地方原発反対同盟・代表)らの調査で
フクイチ作業員の実態が明らかになる。
40年前 101人から作業員の実態を聞き取り
原発労働者の過酷な状況と今も続く被爆の状況を
東京新聞から。
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by oomawotomeru | 2018-08-27 17:05 | Comments(0)

ピースサイクル大間町役場で原子力施設廃止を要請


2016年8月27日

「原子力施設廃止を」/ピースサイクル道南下北で要請活動

大間町職員(右奥)に要請書を渡し、原発建設阻止を訴えるピースサイクル参加者たち=26日午前、大間町役場

 原子力施設の建設反対などを訴えている市民団体「ピースサイクル道南ネット」(布施義雄代表)は26日、大間町役場と同町の電源開発大間現地本部、むつ市役所、同市のリサイクル燃料貯蔵を訪れ、大間原発の建設断念や使用済み核燃料中間貯蔵施設の廃止などをそれぞれ要請した。


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by oomawotomeru | 2018-08-27 11:04 | Comments(0)

10月13日青木美希氏(朝日新聞記者)講演会

10月13日 青木美希朝日新聞記者をお招きし、
講演会を開催します。
詳細は以下。
福島原発事故の取材を重ねた「プロメティウスの罠」のスタッフです。
その後も福島の取材を続け、除染事業の裏側や事故後福島に残った方々
、避難された方々を続けて取材した「地図から消された街」を書かれました。
原発事故がもたらすものの大きさとその苦しみの一端をすくい上げた良書です。

原発事故がもたらす影響の大きさは
住むところ、暮らした街、友人や親戚、家族までも変えてしまうことがある。
原発災害はどういうものか、
きちんと知ることで原発を作る恐ろしさを実感したい。

ここ函館では対岸に大間原発が立てられようとしています。
通常の原発の何十倍、何百倍も恐ろしい原発です。
原爆の材料となるプルトニウムを燃焼させる原発です。
大間原発で作られる電気は全国の9電力が買い取ります。
遠い九州電力がなぜ下北半島の外れ大間原発の電気を買うのでしょうか?

それは日本の原発から出た核のゴミから取り出したプルトニウムを燃料とするから。
日本の原発は現在4原発6基しか稼働していません。
この猛暑で全国ではクーラー全開です。
日本中を沸騰させた高校野球の中継中も
電気不足を聞きません。

そう電気は足りています。
大間原発は138万キロワットと全国1の規模です。
ではなぜ大間原発は作られるのでしょう?

原発から取り出したプルトニウムを処理するためです。
原爆の材料であるプルトニウムを持つことをIAEAから警告を受け
核開発疑惑を払拭し、プルトニウム必要論を世界に提示するために
モックス燃料を使用する大間原発は作られます。

私たちはもう処理しきれない放射性物質を生み出す原発が本当に必要か
考えて決断する時です。
原発事故から命や故郷を守ることができるのか?
原発が存在しなければ原発事故は起きません。

ぜひ青木美希さんのお話を聞き、原発事故がもたらしたものを知り、
そして原発が私たちの暮らしに必要なものかどうか考えましょう。

「原子力防災を考える函館市民の会」野村保子
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by oomawotomeru | 2018-08-25 00:09 | Comments(0)

新疆ウイグル自治区とイスラエルと憲法

「少女ファニーと運命の旅」を観る。
ナチスドイツのもと、児童施設にかくまわれていた少女ファニーが
密告者によって逃避行の旅に出る。
協力者と逸れて子どもだけの旅となって
困難を極める。
ドイツ軍に囲まれスイスを目指す

この映画を観る前、中国新疆ウイグル自治区に旅をした。
自治区に入る前から検閲があることを聞かされていた。
高速道路で何箇所も止められ
ずいぶん待たされ
パスポート提示と写真を撮られる。
すべての指の指紋をとるところもあった。
横柄な担当官もいればそうでない人もいる。
ほとんどのポリスは急ごしらえのアルバイトのようだった。
それが銃を持つ怖さだ。
逆らわないように、刺激しないように注意があった。
確かに持ち慣れない銃を持つ人間ほど怖いものはない。
もちろんカメラ禁止。

新疆ウイグル自治区では中国による取り締まりが強化され
ウイグル人に中国への忠誠を誓わせ宗教の弾圧もある
ましかにウルムチではポリスによる検閲、取り締まり練習など
日常的に起きている。

80万とも90万とも言われるウイグル人が言われなき投獄、拉致で
行方不明とされる。

新疆にいるときは全体を見ることなく意識も低く(私の)
この映画を見て蘇る。

またイスラエル軍によるパレスティナ侵略&虐殺が続いている
銃を持ち軍隊そのものが丸腰の子どもを追い詰め
銃撃する映像に震える
そこにいたら私は子どもを救えるか、
いや救わなくても自分の体を投げ出せるか
できない・・

一見平和とも思っていない日本だが・・それでも甘い自分
他国の弾圧に抗議するとともに自国の政治の暗闇に辟易する
どのようにたたかうか・・闇の中の手探りだ

https://eiga.com/movie/86923/

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by oomawotomeru | 2018-07-21 20:18 | Comments(0)

大間原発工事の2010年5月、鹿島建設の思い入れ

2010年5月、鹿島建設の大間原発建設に向けての意気込みの伝わる記事だ。

大間原発の建設主体は電源開発だが、

ここでは主力が鹿島建設であると言っているようなもの。

確かに「電源開発は原発を立てたことがない」

それについて、電源開発は、

「全国の原発を建設してきた鹿島建設の実績、ノウハウに期待している」と任せている。

日立もまた同様に各グループとの協力で・・・

世界初のフルMOX原発を建てるにしてはトップはどこなんだ!

この記事は2011年の福島原発事故前

2014年11月完成を目指してとある。

2018年7月現在36・7%(2011年3月で実質工事ストップ)のまま。

裁判が二つ、まだ大間原発の建設は止められます。

野村保子


KAJIMAダイジェスト

SITE Report 大間原子力発電所新設工事

現在,日本の総発電電力量の約3割を占め,電力の安定供給に貢献する原子力発電。
将来にわたり安定的にエネルギーを供給するため,大間原子力発電所では,使用済み燃料をリサイクルして作った
MOX燃料を原子炉の全炉心で用いる国内初めてのフルMOX炉の建設が進められている。
津軽海峡に臨む,まだ春浅い大間の建設現場を訪ねた。

大間原子力発電所新設工事の写真

地図

工事概要

大間原子力発電所新設工事
原子炉建屋・コントロール建屋新築工事/
サービス建屋新築工事

場所:
青森県大間町
発注者:
電源開発
設計:
開発設計コンサルタント,東電設計,当社
規模:
原子炉建屋—RC造一部S・SRC造
B3F,4F 延べ23,529m2
コントロール建屋—RC造一部S・SRC造
B1F,2F 延べ5,028m2
サービス建屋—RC造 B1F,3F 延べ7,417m2
工期:
2006年12月~2014年10月
(東北支店JV施工)

本州最北端での最先端発電所建設

本州最北端の下北半島に位置する青森県大間町は,人口約6,000人のマグロ一本釣りで知られる漁師町で,町の中心から車で5分ほどの奥戸(おこっぺ)地区に大間原子力発電所のサイトはある。冬期は寒さと降雪に加えて強風が吹くという,施工上の困難が予想される厳しい気象条件である。

現在建設中の同発電所は,電源開発(J-POWER)が1976年から建設計画を進めてきたもので,導入する原子炉型式は「改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)」。電気出力138.3万kWで,国内最大級となる。また, MOX燃料を用いる発電所として運転開始を予定し,将来的には全ての炉心でMOX燃料を使うことができる国内初のフルMOX-ABWRとする計画で,電力の安定供給と資源の有効利用に大きな役割を果すものとして期待されている。

原子炉建屋の建設手順イメージ

安全・安心を築く施工技術

当社JVは,発電所の主要5建屋のうち原子炉建屋・コントロール建屋・サービス建屋の3棟の施工を担当している。サービス建屋(放射線管理や作業員出入り管理を行う),コントロール建屋(発電所の運転制御を行う中央制御室など)に続き,2009年11月より原子炉建屋工事に着工し,現在はすべての工事が進んでいる。

取材に訪れた3月下旬は,冬期中約3ヵ月休止していた原子炉建屋工事が再開した直後で,ちょうど建屋基礎部分の中央マットモジュールの配筋作業が始まっていた。鉄筋コンクリート製原子炉格納容器(RCCV)のベースとなる重要部位である。基礎マット部分の厚さ5.5m,使用する鉄筋総量約4,000t,コンクリート打設総量はミキサー車約4,000台分の約2万m3に及ぶ。「安心」を築く圧倒的な物量だ。配筋から打設までには約4ヵ月を要するという。

これまで当社が担当した全国の原子力発電所建設工事では,安全性向上と高品質化および工期短縮を目的に先進的な工法を開発し,改良を重ねてきた。大間でもこれらの工法を積極的に採用している。また,プラントメーカー(日立GEニュークリア・エナジー)との綿密な事前調整により,建物と機器・配管の据付工事を併行して進めている。

原子炉建屋基礎マット下部の配筋工事。鉄筋総量は約4,000tの写真

原子炉建屋基礎マット下部の配筋工事。
鉄筋総量は約4,000t

サービス建屋(手前)・コントロール建屋(奥)。後ろは津軽海峡の写真

サービス建屋(手前)・コントロール建屋(奥)。
後ろは津軽海峡

人と技術の集大成

工事を担当する渡邊清勝所長は,約 30年間絶えず原子力発電所建設に携わってきたエキスパートだ。東京電力柏崎刈羽1・2・6号機,北陸電力志賀1・2号機などを手がけ,6ヵ所目の大間原子力発電所は集大成の現場となる。

「大間は遠隔地にあり,現場への作業員の出入りが大変である。そこで,各地の原子力工事で経験豊富な協力会社の精鋭を集め,いかに効率的に仕事をまとめ,お客様の所定工期に納めるかを考えています」。本社技術部門はじめ,全天候型建設工法のカジマメカトロエンジニアリングなどのグループ会社協力のもと,オール鹿島で取り組む。

社員には施工関連資格の取得を奨励し,協力会社の作業員には講習を行い,メンバー固定化の中でレベルアップを図っている。さらに,発注者のご指導でプラントメーカーとも協調して,様々な地域貢献で地元への融和も図っている。

「施工技術はどんどん進歩しています。その一方で,ヒューマンエラーをなくすためにどう工夫していくか。現場の運営をいかにシンプルにするかを心がけています。原子力建設の経験をできるのは『ここしかない』という思いから,この機会に次世代への技術継承をどうするかという視点で,現場での人材育成も大切と考えます」と,2014年11月の運転開始予定に向けて,渡邊所長の原子力の未来への思いは熱い。

渡邊清勝所長を囲んで現場の皆さんの集合写真

渡邊清勝所長を囲んで現場の皆さんの集合写真

渡邊清勝所長の写真

渡邊清勝所長

New Technology in OHMA

大型旋回式クレーン*による大型モジュール工法

作業環境の良い工場や現地の組立作業エリアで,機器・構造物について鉄筋・鉄骨と配管・アンカーボルトなどを一体化してある程度組み立てる(モジュール化)。この大型モジュールを大型旋回式クレーンで現場に据え付ける。

これにより作業性を高め,先行組立てによる工期短縮に加え,施工精度の品質管理と工事の安全性の向上を図り,建設工事を確実に進めていく。

大間では,中央マットモジュールのほかに,トップスラブモジュール,屋根トラスモジュールを計画している。

*大型旋回式クレーン
吊上荷重:1,000t(クレーン設置届)
最大作業半径:主巻120m,補巻150m
大型クローラ・クレーンと比べ,稼動スピードが速く,かつ,クレーンの基礎の範囲がコンパクトで,ヤードを有効活用できる

左:大型旋回式クレーン(機器所掌)。クレーン基礎架台上をクレーン駆動装置の車輪が作動して軽快に旋回する、右上:中央マットモジュール、右下:原子炉建屋の断面イメージの写真など

左:大型旋回式クレーン(機器所掌)。
クレーン基礎架台上をクレーン駆動装置の車輪が作動して軽快に旋回する
右上:中央マットモジュール
右下:原子炉建屋の断面イメージ

鋼板コンクリート(SC)構造

SC構造は,従来の鉄筋コンクリート(RC)構造の「鉄筋と型枠」を「鋼板」に置き換えた構造で,特徴は以下の通り。

●現場作業を大幅に省力化
●SC床構造の鋼板パネルに機器側の機器支持金物をあらかじめ取り付けて吊り込むモジュール工法を採用可能
●型枠などの建設中に発生する廃棄物を削減

原子炉建屋床でS梁と合わせたSC構造(SSC工法)を初めて採用し,鉄筋工事量を減らすことにより,建設工事を効率的に進める。

鋼板コンクリート(SC)構造の図

全天候型建設工法

冬期の平均風速6m/s以上・平均気温0℃以下(12月〜3月)という厳しい自然条件の中で建設工事を円滑に進めるため,鉄骨柱を組み上げて養生屋根や外壁養生膜で原子炉建屋の工事現場を覆う工法。内部には搬送用の仮設天井クレーンやモノレールなどを配置して工場化することで,天候に左右されず計画的に作業を進められる。なお,原子炉格納容器などの大型機器の搬入時には,可動式の養生屋根を開放する。

全天候型建設工法の図

interview コラボレーションでつくるエネルギー開発のパイオニア

大間原子力発電所は,当社が30余年にわたり計画を進めてきたプロジェクトです。私も入社2年目の1983年から耐震設計を担当。当時は新型転換炉(ATR)実証炉の実現に向けて,鹿島さんの協力も得ながら設計しました。一旦担当を離れましたが,1995年に原子炉型式がATRからABWRに変更となった頃に,大間の担当に戻りました。工事計画認可や建築確認の申請では,鹿島さんに解析などいろいろと協力してもらい,無事に認可が下りたと思います。帰任から十余年でようやく当社初の原子力発電所を着工することができました。

当社には,これまで水力・火力・送変電の開発でも常に新しい技術を採用していくパイオニア精神がありました。大間の原子力においても,世界で初めてのフルMOXのABWRで,原子燃料サイクルの一翼を担い,エネルギーの安定供給,CO2削減社会への貢献をめざしています。そのためにも,施工者・プラントメーカーとのチームワークを生かし,当建設所で定めたスローガン「安全確保を最優先に,地域から信頼されるフルMOX発電所の建設を」に沿って, 安全第一に長く運転できるいいものを作り上げたいと考えます。全国の原子力発電所建設に携わってきた鹿島さんの実績・ノウハウに期待しています。

電源開発 大間現地本部 大間原子力建設所 所長代理野口清隆さんの写真

電源開発 大間現地本部
大間原子力建設所 所長代理
野口清隆さん

なるほど!原子力

MOX燃料(Mixed Oxide Fuel)

ウラン燃料は,天然ウラン(99%以上がウラン238)中にわずかに含まれる燃えやすいウラン(ウラン235)を濃縮して作る。これに対しMOX燃料は,原子炉の使用済燃料を再処理して回収したプルトニウムを,燃えにくいウラン(ウラン238)と混ぜ合わせて作る。このMOX燃料の使用により,原子燃料サイクルで限りある貴重な資源を有効利用することができる。

原子炉(軽水炉)における燃料の混合比率の図

原子炉(軽水炉)における燃料の混合比率

interview 技と心 あうんの呼吸のパートナーとして

これまで東京電力福島第二2号機,中部電力浜岡3・4・5号機の建設および,定期検査の浜岡総括事務所長もやり,原子力に関して様々な経験を積んできました。鹿島さんとは長いお付合いをさせていただいております。今回の大間原子力は,電源開発さんの意気込み・熱意がひしひしと伝わり,後世に残るプロジェクトとして所長を担っています。

岩盤検査から燃料装荷まで60ヵ月の施工期間ですが,冬期影響などを考慮すると実質50ヵ月の厳しい工程で,実施に当たっては建物施工とプラント施工で工程管理相互の綿密な調整が必要となりました。特に,工事が分割発注され,工区ごとに区切られている狭いヤードを有効に活用するために,時間を区切って細かく管理しています。鹿島さんと一緒に工程を検討し,60ヵ月の日割り工程を作成して,後工程を細かく見えるようにしました。

今回,お互いの現場事務所を廊下で繋ぎ,上履きのまま行き来でき,コミュニケーションが良くなりました。建設準備の中で工事ヤードの取合いなどを譲り合いながらあうんの呼吸で細かく調整できたのも,長年やってきた成果といえるのではないでしょうか。

日立GEニュークリア・エナジー 大間建設所 所長宮原 積さんの写真

日立GEニュークリア・ エナジー
大間建設所 所長
宮原 積さん



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by oomawotomeru | 2018-07-13 12:45 | Comments(0)


大間原発を止めるための情報交換


by oomawotomeru

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「小出裕章さんのおはなし」

2012年4月「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」をクレヨンハウスから出版しました。2011年3月変わってしまった世界を生きる子どもたちへ、この本を読んでよりよい未来を生きて欲しいとの願いをこめて書きました。
「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」著者:野村保子 監修:小出裕章

http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%A5%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B0%8F%E5%87%BA%E8%A3%95%E7%AB%A0%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97-%E9%87%8E%E6%9D%91%E4%BF%9D%E5%AD%90/dp/486101218X

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