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「福島事故と東京オリンピック」・・小出裕章さん

福島原発事故から7年、今も収束できずに崩壊し続ける原発と
ピリンピック景気にあやかろうと浮かれる一部の人たちが
醸す混沌たる世界・・
何かできることはないのかと考えていた時
小出さんの文章を読んだ。

とにかく行動すること、誰かに話すこと、反対し続けるとはそういうことだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

小出さんがオリンッピックに浮かれるこの国と福島原発事故を
書いています。
この文章はイタリア在住の方によって
世界各国のオリンッピック委員会に届けられる予定だそう。


■以下、小出裕章先生のコメントです。

「フクシマ事故と東京オリンピック」公開にあたって 
福島第一原発事故が収束できず、いまだに「原子力緊急事態宣言」も解除できないままです。そんな中、東京オリンピックが開かれようとし、フクシマ事故に責任がある人たちは、東京オリンピックに人々の目を引き寄せることにより、フクシマ事故を忘れさせようとしています。イタリア在住の知人(楠本淳子さん)から東京オリンピックに対する文章を書くように依頼され、書きました。それを楠本さんが英語に翻訳もしてくれましたので、両者を公開します。遠からず、楠本さんが世界各国のオリンピック委員会に、私のこの文章、そして楠本さんがお書きになる文章を送ってくださることになっています。

(小出裕章先生のコメントは以上です)

■以下、「フクシマ事故と東京オリンピック(日本語版)」です。

「フクシマ事故と東京オリンピック」
小出 裕章(元京都大学原子炉実験所助教)

◇part 1

2011年3月11日、巨大な地震と津波に襲われ、東京電力・福島第一原子力発電所が全所停電となった。全所停電は、原発が破局的事故を引き起こす一番可能性のある原因だと専門家は一致して考えていた。その予測通り、福島第一原子力発電所の原子炉は熔け落ちて、大量の放射性物質を周辺環境にばらまいた。

日本国政府が国際原子力機関に提出した報告書によると、その事故では、1.5×10 の 16 乗ベクレル、広島原 168発分のセシウム137を大気中に放出した。広島原 1発分の放射能だって猛烈に恐ろしいものだが、なんとその168倍もの放射能を大気中にばらまいたと日本政府が言っている。

その事故で炉心が熔け落ちた原子炉は 1 号機、2 号機、3 号機で、合計で 7×10 の 17 乗 ベクレル、広島原爆に換算すれば約 8000 発分のセシウム 137 が炉心に存在していた。そのうち大気中に放出されたものが 168 発分であり、海に放出されたものも合わせても、現在までに環境に放出されたものは広島原 約 1000 発分程度であろう。

つまり、炉心にあった放射性物質の多くの部分が、いまだに福島第一原子力発電所の壊れた原子炉建屋などに存在している。これ以上、炉心を熔かせば、再度放射性物質が環境に放出されしまうことになる。

それを防ごうとして、事故から7年以上経った今も、どこかにあるであろう 熔け落ちた炉心に向けてひたすら水を注入してきた。そのため、毎日数百トンの放射能汚染水が貯まり続けてきた。東京電力は敷地内に 1000 基を超えるタンクを作って汚染水を 貯めてきたが、その総量はすでに 100 万トンを超えた。敷地には限りがあり、タンクの増設には限度がある。近い将来、東京電力は放射能汚染水を海に流さざるを得なくなる。

もちろん一番大切なのは、熔け落ちてしまった炉心を少しでも安全な状態に持って行くことだが、7 年以上の歳月が流れた今でも、熔け落ちた炉心がどこに、どんな状態であるかすら分からない。なぜなら現場に行かれないからである。

事故を起こした発電所が火力発電所であれば、簡単である。当初何日間か火災が続くかもしれないが、それが収まれば 現場に行くことができる。事故の様子を調べ、復旧し、再稼働することだって出来る。

しかし、事故を起こしたものが原子力発電所の場合、事故現場に人間が行けば、死んでしまう。国と東京電力は代わりにロボットを行かせようとしてきたが、ロボットは被曝に弱い。なぜなら命令が書き込まれているIC チップに放射線が当たれば、命令自体が書き変わってしまうからである。そのため、これまでに送り込まれたロボットはほぼすべてが帰還できなかった。

◇part 2

2017年1月末に、東京電力は原子炉圧力容器が乗っているコンクリート製の台座 (ペデスタル)内部に、いわゆる胃カメラのような遠隔操作カメラを挿入した。圧力容器直下にある鋼鉄製の作業用足場には大きな穴が開き、圧力容器の底を抜いて熔け落ちて来た炉心がさらに下に落ちていることが分かった。

しかし、その調査ではもっと重要なことが判明した。人間は8シーベルト被曝すれば、確実に死ぬ。圧力容器直下での放射線量は一時間当たり20 Sv であったが、そこに辿り着く前に530あるいは650シーベルトという放射線が計測された。そして、この高線量が測定された場所は、円筒形のぺデスタルの内部ではなく、ペデスタルの壁と格納容器の壁の間だったのである。

東京電力や国は、熔け落ちた炉心はペデスタルの内部に饅頭のように堆積しているというシナリオを書き、30年から40年後には、熔け落ちた炉心を回収し容器に封入する、それを事故の収束と呼ぶとしてきた。

しかし実際には、熔けた核燃料はペデスタルの外部に流れ出、飛び散ってしまっているのである。やむなく国と東京電力は「ロードマップ」を書き換え、格納容器の横腹に穴を開けて掴み出すと言い始めた。しかし、そんな作業をすれば、労働者の被曝量が膨大になってしまい、出来るはずがない。

私は当初から旧ソ連チェルノブイリ原子力発電所事故の時にやったように石棺で封じる しかないと言ってきた。そのチェルノブイリ原発の石棺は30年たってボロボロになり、 2016年11月にさらに巨大な第2石棺で覆われた。その第2石棺の寿命は100年という。その後、どのような手段が可能かは分からない。

今日生きている人間の誰一人とし てチェルノブイリ事故の収束を見ることができない。ましてやフクシマ事故の収束など今 生きている人間のすべてが死んでも終わりはしない。その上、仮に熔け落ちた炉心を容器 に封入することができたとしても、それによって放射能が消える訳ではなく、その後数十 万年から100万年、その容器を安全に保管し続けなければならないのである。

◇part 3

発電所周辺の環境でも、極度の悲劇がいまだに進行中である。事故当日、原子力緊急事態宣言が発令され、初め3 km、次に10 km、そして20 km と強制避難の指示が拡大していき、人々は手荷物だけを持って家を離れた。家畜やペットは棄てられた。

それだけではない、福島第一原子力発電所から40~50 km も離れ、事故直後は何の警告も指示も受けなかった飯舘村は、事故後一カ月以上たってから極度に汚染されているとして、避難の指示が出、全村離村となった。

人々の幸せとはいったいどのようなことを言うのだろう。

多くの人にとって、家族、仲間、隣人、恋人たちとの穏やかな日が、明日も、明後日も、その次の日も何気なく続いていくことこそ、幸せというものであろう。それがある日突然に断ち切られた。避難した人々は初めは体育館などの避難所、次に、2人で四畳半の仮設住宅、さらに災害復興住宅や、みなし仮設住宅へ移った。その間に、それまでは一緒に暮らしていた家族もバラバラになった。生活を丸ごと破壊され、絶望の底で自ら命を絶つ人も、未だに後を絶たない。

それだけではない。極度の汚染のために強制避難させられた地域の外側にも、本来であれば「放射線管理区域」にしなければいけない汚染地帯が広大に生じた。「放射線管理区域」とは放射線を取り扱って給料を得る大人、放射線業務従事者だけが立ち入りを許される場である。そして放射線業務従事者であっても、放射線管理区域に入ったら、水を飲むことも食べ物を食べることも禁じられる。もちろん寝ることも禁じられるし、放射線管理 区域にはトイレすらなく、排せつもできない。

国は、今は緊急事態だとして、従来の法令を反故にし、その汚染地帯に数百万人の人を棄てた。棄てられた人々は、赤ん坊も含めそこで水を飲み、食べ物を食べ、寝ている。当然、被曝による危険を背負わせられる。

棄てられた人は皆不安であろう。被曝を避けようとして、仕事を捨て、家族全員で避難した人もいる。子どもだけは被曝から守りたいと、男親は汚染地に残って仕事をし、子どもと母親だけ避難した人もいる。でも、そうしようとすれば、生活が崩壊したり、家庭が崩壊する。汚染地に残れば身体が傷つき、避難すれば心が潰れる。棄てられた人々は、事故から7年以上、毎日毎日苦悩を抱えて生きてきた。

その上、国は2017年3月になって国は、一度は避難させた、あるいは自主的に避難していた人たちに対して、1年間に20ミリシーベルトを越えないような汚染地であれば帰還するように指示し、それまでは曲がりなりにも支援してきた住宅補償を打ち切った。

そうなれば、汚染地に戻らざるを得ない人も出る。今、福島では復興が何より大切だとされている。そこで生きるしかない状態にされれば、もちろん皆、復興を願う。そして人は毎日、恐怖を抱えながらは生きられない。汚染があることを忘れてしまいたいし、幸か不幸か放射能は目に見えない。国や自治体は積極的に忘れてしまえと仕向けてくる。
逆に、汚染や不安を口にすれば、復興の邪魔だと非難されてしまう。

◇part 4

1年間に20ミリシーベルトという被曝量は、かつての私がそうであった「放射線業務従事者」に対して初めて許した被曝の限度である。それを被曝からは何の利益も受けない人々に許すこと自体許しがたい。その上、赤ん坊や子どもは被曝に敏感であり、彼らには 日本の原子力の暴走、フクシマ事故になんの責任もない。そんな彼らにまで、放射線業務 従事者の基準を当てはめるなど、決してしてはならないことである。

しかし、日本の国はいま、「原子力緊急事態宣言」下にあるから、仕方がないと言う。緊急事態が丸1日、丸 1週間、1月、いや場合によっては1年続いてしまったということであれば、まだ理解できないわけではない。しかし実際には、事故後7年半たっても「原子力緊急事態宣言」は 解除されていない。

国は積極的にフクシマ事故を忘れさせてしまおうとし、マスコミも口をつぐんでいて、「原子力緊急事態宣言」が今なお解除できず、本来の法令が反故にされ たままであることを多くの国民は忘れさせられてしまっている。

環境を汚染している放射 性物質の主犯人はセシウム137であり、その半減期は30年。
100年たってもようやく10分の1にしか減らない。実は、この日本という国は、これから100年たっても、「原子力緊急事態宣言」下にあるのである。

◇part 5

オリンピックはいつの時代も国威発揚に利用されてきた。近年は、箱モノを作っては壊す膨大な浪費社会と、それにより莫大な利益を受ける土建屋を中心とした企業群の食い物にされてきた。

今大切なのは、「原子力緊急事態宣言」を一刻も早く解除できるよう、国の総力を挙げて働くことである。フクシマ事故の下で苦しみ続けている人たちの救済こそ、 最優先の課題であり、少なくとも罪のない子どもたちを被曝から守らなければならない。

それにも拘わらず、この国はオリンピックが大切だという。

内部に危機を抱えれば抱えるだけ、権力者は危機から目を逸らせようとする。そして、フクシマを忘れさせるため、マスコミは今後ますますオリンピック熱を流し、オリンピックに反対する輩は非国民だと言われる時が来るだろう。

先の戦争の時もそうであった。マスコミは大本営発表のみを流し、 ほとんどすべての国民が戦争に協力した。自分が優秀な日本人だと思っていればいるだけ、 戦争に反対する隣人を非国民と断罪して抹殺していった。

しかし、罪のない人を棄民したままオリンピックが大切だという国なら、私は喜んで非国民になろうと思う。

フクシマ事故は巨大な悲劇を抱えたまま今後100 年の単位で続く。

膨大な被害者を横目で見ながらこの事故の加害者である東京電力、政府関係者、学者、マスコミ関係者など、誰一人として責任を取っていないし、処罰もされていない。それを良いことに、彼らは今は止まっている原子力発電所を再稼働させ、海外にも輸出すると言っている。

原子力緊急事態宣言下の国で開かれる東京オリンピック。それに参加する国や人々は、もちろん一方では被曝の危険を負うが、一方では、この国の犯罪に加担する役割を果たすことになる。

(「フクシマ事故と東京オリンピック(日本語版)」は以上です)

映画『みえない雲』(原題;DIE WOLKE、2006年ドイツ、原発事故後の住民のパニックを高校生の男女・エルマーとハンナを主人公にして描いています。必見です)の原作者のグードルン・パウゼヴァングは、福島第一原子力発電所事故を受けて、ドイツの週刊誌『デア・シュピーゲル』に、日本人が『みえない雲』に描かれたような惨事から免れることを望む、という趣旨の文章を寄せています。
その文章においてパウゼヴァングは、生き残ったヤンナ-ベルタ(映画ではハンナ)がいずれ高度障害をもつ子供を産むであろう未来を示しています。また、原子力エネルギーを推進することを原因とするか、その結果起きることによって子供達が苦しむことを憂い、推進する人々がその結果起こりうる事に責任を負うべきことを理解しているかを問い、自身が生きている間は警告を続ける旨を語っています。(英訳「I Hope the Japanese Will Be Spared」。2011年3月18日付)-パウゼヴァングのコメント部分はウィキペディアよりの転載です-

東京オリンピックの開催など無理です。

国は、福島第一原発の事故処理に真面目に取り組むべきです。人々が毎日安心して楽しく暮らせる平和な社会が担保されない国は国とは言えません。




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by oomawotomeru | 2018-09-29 14:48 | Comments(0)

10月13日青木美希氏(朝日新聞記者)講演会

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10月13日(土曜日)

「原発事故から7年 

       原発事故は地域と人をどのように変えたのか」
講師 青木 美希 氏(朝日新聞記者)
日時 10月13日 午後1時〜3時
会場 カトリック教会宮前町教会
   函館市宮前町26−3
参加費 800円(高校生以下無料)

チケット取り扱い場所
まちせん(ドリップドロップ)・音楽鑑賞協会
パザールバザール

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2011年3月11日福島原発事故で原発4基が壊れました。
事故当時、朝日新聞「プロメティウスの輪」の取材班の一人として、今も原発事故を追い続けています。
今年4月に上梓した「地図から消される街」には
帰還率4・3%の衝撃
知られざる母子避難者の自死
不正と中抜きだらけの手抜き除染
など知られざる真実が書かれている

震災直後から取材を続ける女性記者のみた真実を
ぜひお聞きください。(野村)

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by oomawotomeru | 2018-09-19 10:47 | Comments(0)

大間町新庁舎 25日、Jパワー7億円負担



2018年9月12日

大間町新庁舎25日開庁、Jパワー7億円負担

25日開庁予定の大間町役場庁舎=11日、大間町大間

 青森県大間町が移転・新築を進めてきた役場庁舎が完成し、25日に開庁する。同町に大間原発を建設中の電源開発(Jパワー)は原子力防災の拠点にもなるという観点から、庁舎建設関連の総事業費19億1907万円のうち計7億円を負担する。


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by oomawotomeru | 2018-09-13 23:12 | Comments(0)

北海道電力の責任は?今回の地震と停電


北電は猛反省と謝罪と新たな災害対策を


今回の胆振東部地震が引き起こした北海道全域停電に関して、北電は道民に説明責任を果たすべき。私の住む函館は震源地から100キロあるいはそれ以上離れていて確かにひどい地震ではあったけれどこれまで経験しない地震ではなかった。地震発生とほぼ同時に停電し28時間以上の停電が続いた。これにより市民生活がかなりの影響を受けている。隣町の北斗市に住む知人は地震より前に停電したといい、地震に影響されない地域もほぼ同時に停電している。これは計画停電かとうたがったが事実が明らかにされてみると福島原発事故後、技術課題を棚上げしながら事故対策を打たなかった北海道電力の企業体質が見えてきた。
この事態に対して安易に、原発必要論や節電による市民の自助努力の強制が行われているが、その前に政府、企業、政治家はともに反省し、するべきことがあるはずである。

1、北海道全体の電気供給の55%を一ヶ所の火力発電所に頼っていた。・・・1地域でのエネルギー資源は事故や不測の事態の対応が難しくなる。電源を広く拡散し、最終的に地域のエネルギー独立論がベスト選択である。
2、電源環境を複層にするべきであった。・・・厚真発電所は石炭だが石油、水力、地熱、自然エネルギーと電源は社会的に広がっている。オリジナル電源について北電の自然エネルギー買取制度や送電線利用の障壁を低くするなど政治的配慮も必要。
3、電力の他地域との連携について技術を高めるべき。・・・函館市戸井地区と下北半島佐井村をつなぐ北本連携線は北海道と本州の間の電力融通のためのライン・・これは送る側の発電所が電力が通ってなければ送れないことが判明・・非常用電源確保やバッテリー確保で可能なのに準備していない。
4、物流制度の見直しを・・このような事態にコンビニは大活躍したが、コンビニの店内には現在品物がほとんどない。新聞や化粧品、アダルト雑誌が並ぶだけ。生活に本当に必要なものがよくわかる。
店長に聞くと北海道の物流はそのほとんどが苫小牧のフェリーで運ばれそこから全道に配達という流れなのだそう。道内に食材はあってもそれを運んで調理品や半調理品に加工するところまで運べないという。そのためスーパーやコンビニの棚から食品呼び加工品が消えた。

北海道電力と北海道にはエネルギー災害への基本的対応に欠陥があることを踏まえて道民に謝罪してほしい。その上でこの事態の収束を待ってエネルギー独占企業であることを踏まえ災害対策を市民を含めて考えてほしい。(野村)

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by oomawotomeru | 2018-09-08 12:43 | Comments(0)

大間原発18年秋着工、難しい・・

大間原発安全強化工事がまた遅れる。原子力規制委員会の新規性基準適合審査の遅れが原因。そもそも2011年3月福島原発事故によりこの国の原子力政策は大幅な見直しというか、根本からの訂正を余儀なくされたはずである。2008年5月着工の大間原発が現在の規制基準によって見直しを最初から必要であった。それほどの地震・津波の規模だったわけで、2011年3月に大間原発建設工事が止まり、その後2012年10月の工事再開は従来の建築基準法に照らしても決して許されるものではない。電源開発は耐震指針や津波対策の大幅見直しが必要なことを見通して、工事中止の時から再開まで進捗率は変わらず37.6%が続いている。それは本体工事でなく付帯工事をこれまで進めてきたものがほとんど終わったという現実が見えてくる。これ以上の工事を進めるには設計変更の指示がくることを予測するとリスクが高いと考えているのではないか。
 何よりプルトニウムを燃焼させるフルモックス原発の怖さを一番知っているのは電源開発自身なのだ。
2018年8月31日

大間原発 安全工事を延期/電発「今年後半」見直し

電源開発が安全強化対策工事着手の延期を検討している大間原発=2017年10月、大間町

 電源開発(Jパワー)が、青森県大間町に建設中の大間原発について「今年後半」としていた安全強化対策工事の着手時期を延期する方向となったことが30日、複数の関係者への取材で分かった。延期する期間は、明らかになっていない。工事着手の前提となる原子力規制委員会の新規制基準適合性審査に時間を要しているため。これに伴い「2024年度ごろ」としていた運転開始の目標時期もずれ込むとみられる。社内での最終検討を経て、9月4日にも関係自治体に説明する見通しだ。


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by oomawotomeru | 2018-09-01 10:50 | Comments(0)


大間原発を止めるための情報交換


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「小出裕章さんのおはなし」

2012年4月「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」をクレヨンハウスから出版しました。2011年3月変わってしまった世界を生きる子どもたちへ、この本を読んでよりよい未来を生きて欲しいとの願いをこめて書きました。
「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし」著者:野村保子 監修:小出裕章

http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%A5%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B0%8F%E5%87%BA%E8%A3%95%E7%AB%A0%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97-%E9%87%8E%E6%9D%91%E4%BF%9D%E5%AD%90/dp/486101218X

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